すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

我が家

泥棒父さん

最近父親が絶好調です。というのも、妹のドラミちゃんが2週間ほど帰省をしたのですが、親の責任(学費の支払い)を果たさずして、ドラミちゃんと仲良くできているのが彼を調子に乗せました。ドラミちゃんは変に波風を立てたくないので、周りに気を遣い2週間…

荷が重いお雛さま

我が家にいるひな人形は、母方の祖父母が私の幼少期に、猿のような見た目の初孫に浮かれて買ったちょっといい雛人形なのです。お雛さまのお世話は毎年父がしており、私が日本にいた時は防虫剤の入れ替えなど一緒に行っていました。我が家では、必ず大安の日…

毎日が主役

平等と一言に言っても、実はよくよく考えてみると、全てにおいて物質を平等にすること自体が、不平等な状況を生み出す訳です。例えば、働いていない人にも、超働いている人にも同じ賃金を払うことは果たして平等と言えるのでしょうか。。そんな平等で不平等…

女の嫉妬

今までは母の面倒くさいクレームは私が請け負っていたのですが、ついに最近はドラミちゃんのメイクや服装にまでクレームを出す始末。歳を重ねる毎に手に負えなくなる母からエネルギーを吸い取られている娘たちです。例えば、私がアイシャドウを始めた頃は、…

ドラミちゃんの独身大作戦②

ドラミちゃんは最近両親と顔を合わせるたびに結婚を仄めかされているので、何とかそれを回避する方法はないかと姉妹で考えています。ドラミちゃんは両親にうんざりすると、何故か知恵を求めて私に連絡してきます。本当にどうしようもない家族なのは知ってい…

孫贔屓の話

私たちは母方の祖母からなおざりにされている自覚がありますが、母方の祖母は頑として認めようとはしません。この贔屓の話は今に始まったことではなく、母と叔母が同時期に出産をして、2人が同時にたまたま実家に帰ったら、「あんたは帰りなさい」と母が嫁ぎ…

独身は辞められない

さて最近はずっとドラミちゃんが独身を切望している状況をこちらで中継している訳ですが、ドラミちゃんの暮らしぶりをみていると、そりゃあ結婚なんてしたくないよね、と思う事が多々あります。ドラミちゃんと気ままな二人暮らしはもちろん楽しかったし、ド…

父の哀愁

ドラミちゃんのインスタグラムを始めたのは私なのですが、思いの外好評です。しかし父は何故かドラミちゃんのインスタをいいと思っていません。なぜなら、ストーカーの危険性を考えて不安になっているからです。私はガタイがよくそこら辺の男性よりも立派な…

結婚斡旋所

おばあちゃまの口癖は「おばあちゃんが年を取ったらあんた達が介護してくれるんだよね?」と、「うちで暮らしなさい。増築するから。」です。実家は8LDKで、南仏の狭いアパートにいると実家が広かったのは恵まれていたんだなぁと感じますが、どんなに家の広…

ブーメランブーメランブーメラン

母の発言は自分のことを棚に上げて発言しまくるのですが、側から聞いていると「それアンタのことだよ!」ということが多いです。よく自分の母親のことをボヤいていますが、「何でも自分の話に持っていくんだよね」「人の話聞かないで自分の話ばっかりしてる…

結婚して幸せですか?

最近結婚しろ結婚しろと急かされているドラミちゃんですが、両親の姿を見て「結婚とは…」となっています。それもそのはず、父親は母に呼ばれると、母を最優先にしないといけないので、小走りで母の下にやってきます。母は他人の時間を何と思っているのかとい…

ドラミちゃんの独身大作戦①

私の両親は結婚が人生の中で最も幸せなイベントだと思っており、それ自体は否定しないのですが、娘たちにも同様の価値観を強要して来ます。ドラミちゃんは私たち夫婦のクソみたいな面も、ご存知の通り我が家の夫婦を見ていてこんな人間関係なら独身の方がマ…

母と一番長い付き合いの子

我が家にはカメ吉(かめきち)というカメの子がいます。母とはかれこれもう30年来のお付き合いですが、鶴は千年カメは万年というように、かなり長生きする生き物なのでおそらくまだ子どもでしょう。カメ吉は手に吸盤がついていて、窓ガラスに張り付くことが…

魔除けは私

最近父が出版に関わった本が世に出回ったということで、自分の出版した本が結構高い値段で売られているとドヤ顔で教えてきました。もちろんLINEにも写真が送られてきました。本の出版自体はめでたいことなのですが、ドラミちゃんが進学試験に通り、自分も褒…

人に頼む態度…とは?

以前も書いた通り母はヘアドネーションをするために髪を伸ばしています。ただし、母は自分で髪を洗うと髪をすすがないでシャンプーやリンスを洗い残しがあるので、父親が母の髪の手入れをしています。お風呂から朝の髪のセットまで全て父親のお世話なしには…

ドラミちゃんの進路は前途多難

我々毒親サバイバーは生まれながらにしてドラマチックな人生を送るようにと、神様から人生の羅針盤にイタズラをされている訳ですが、この年齢になってもまだ家族から解放されないのは田舎の悪習なのでしょうかそれとも運命のイタズラなのでしょうか。 さて、…

ドラミちゃんの変身

ドラミちゃんは今まで自分の身のお世話ができないほどに色々なものに追い詰められていて、毎月金髪にして「あれ、地毛金髪だっけ?」と言う時期から完全にプリンの称号がふさわしいほど立派なプリンになっていました。少しでもプリンになるたびに、母から「…

母の詮索は続くよどこまでも

昔から母は子どもに過干渉なタチでしたが、最近は私たち娘の「能力」を詮索する様になり、端的に言うと、詮索が始まるとダルい空気が流れます。なぜ詮索をするのか、それはひとえに母が負けず嫌いだからです。 まず私たちの英語についての言及。今まで母自身…

ウレタンマスクをやめられない母

ドラミちゃんからの口コミで、母が日常的にウレタンマスクを着けていることが発覚しました。ある日ドラミちゃんが帰省した時のこと、母がお出迎えした時にウレタンマスクだったそうです。 ウレタンマスクは、穴が大きくほぼ無意味なので、息がしやすくて当然…

オンライン正月の思い出

口に染みついた臭いはどうしようもありませんが、60年間染み付いた厄介な生き方もまた厄介者だと思い知らされた2020年の年末から2021年の年始。家族とはある意味宗教のようなもので、自分の家庭は正しいと信じ込んでしまうのが人間というものですが、盲目的…

私が裸族になった理由

私は小学校の頃からロクな服を着せてもらえず、ドンピシャに似合う服などはご法度でした。小学校の頃の服装だけで1シリーズいけそうなので、またの機会に紹介します。では、毒親サバイバー(回避型)の最近のお話です。 母は娘たちが上等なものを着用してい…

何でも好きなものを買ってあげるよの罠

私が大学に入ってびっくりしたこと、それは親元を離れて暮らし始めてから、大学のある地元の友達のお家に招かれて目の当たりにした「普通」の家族関係です。お母さんの言った言葉を素直に受け取り、ふざけたやりとりをしている親子の姿をみて、「お母さんに…

今年も母からクリスマスプレゼントが

今年も母からクリスマスプレゼントが届きました。私からはちょっと良いお店で買ったアグリーセーターを両親に、おばあちゃまには老舗デパートで買ったカシミヤのセーターを送りました。働き始めたので、初給料のプレゼントを兼ねてちょっと良いプレゼントで…

結局距離なんて関係ないと思った話

先日はオンライン帰省で中々ハードモードでございました。フランスにいるのに仕事以外でそんなに外にも出ないので、今自分はどこにいるのだろうと不思議な気持ちになります。 記念日誕生日は有無を言わさずオンライン帰省となった我が家です。政府が変な言葉…

母のパンツチェック

私は母と妹にトラウマを植え付けた過去があります。それはまだ私が小学生の頃、母と妹が私の部屋を大掃除していた時のことです。数年越しに洗われてないパンツがベッドの奥からボンジュールしていたそうです。うnこを垂らした時に恥ずかしくてベッドの奥にパ…

おばあちゃんのお誕生日の下ごしらえ

おばあちゃんのお誕生日はもう少し先の話になりますが、コロナのご時世、みんなで会うわけにもいかず、絵の中で集合させようということになりました。やれ「ビデオを作れ」だの、やれ「絵を描け」だの父親の無茶振りがひどいので、私の秘儀「誰も幸せになら…

ドエムッシュは人気者?

母の座右の銘が「他力本願」であるということは薄々気づかれているかと思いますが、先日のオンライン帰省で、更に我が家の他力本願ぶりが明らかになりました。かく云う私も実家と話すときは基本ドエムッシュに全て預けているので、ドエムッシュは日本語の練…

ドエムッシュ、甘やかされる

昨日のブログでも書いた通り、私の実家とリモート帰省をしているときに、コトは起こりました。ドエムッシュが味噌汁をこぼしたのです。私の大好きな小松菜入りの味噌汁をこぼした後の私の精神状態を心配していたのはドラミちゃんだけ。。というのも、これが…

実家での服選びの鉄則

初めてスキニージーンズを履き始めた高校3年生の夏、その見た目のミニマルさの虜になってしまいました。太ももの付け根に脂肪が付いている私だと、バギーパンツなどは単にデブが服のサイズがなくて仕方なしに履いている感が否めないので、少しでも細く見える…

髪を短くするタイミング

フランスにくると結構な日本人が美容難民になると思われますが、それは美容に少しでも関心のある人の話です。 私の母ならおそらく難民にならずに済むでしょう。なぜなら、「何もしなくても私は美しい」と思っているから。そんな母、顔には若者向けのクリーム…