フランスに来てから5年くらいで日本に完全帰国するんだろうな(引っ越し初期はコロナ禍だったしアジア人に対して人が優しくなかったし何よりヨーロッパは旅行で来るくらいが楽しいと思ってるので)と思っていたのに早7年が経とうとしています。このままだと多分干支一周すると思います。と同時に、娘が生まれたことで完全帰国のタイムリミットも見えてきました。
やはり学校教育をどこで行うか、でしょうか。今の暴動を見ていると、やはり落ち着いた環境で教育を受けてほしいと言う気持ちが日に日に大きくなります。ということで色々話を聞いて比べてみました。もっとしっかり調べたいですが…
日本のいいところ:
全体的に教育環境がフランスより落ち着いている
教育の質がフランスと比べると一定かな?
フランスより学歴社会じゃない
学校が燃やされない(でしょう)
音楽や体育などの授業がある
春夏冬と長期休みがある
宿題が出るのでうちで勉強する
結論: 治安はお金じゃ買えない
フランスのいいところ:
教育費が日本ほど高くない(ただし隣国のロンドンなんかに行かせると年間500万超の学費涙)
教育が早く終わる(日本より半年早く始まる+大学3年)
義務教育でも飛び級&留年制度あり
ガッツリ音楽や体育はない(シャトルラン嫌い勢だったので70回前後でリタイア)
宿題がない
結論: 効率はいいかもしれない
AIに娘の高校生の予想図を作ってもらいましたが可愛すぎて現実味がありません。こうなればいいな。

私はこちらの義務教育の環境については同僚から聞いた話なので、全てが同じとは限りませんが、かなり恵まれた私立中学の環境でもこんな感じです。
トイレは休み時間のみ(トイレには鍵がかかっており、教員が鍵を預かっている。休み時間10分の間に全てを済ませないといけない。生理が来ていても、トイレに行けなければ問答無用で次の休み時間までお預け)
授業開始は8時、終わりは18時(フランスは1〜2週間の学校休業が10月末、クリスマス、イースター、夏休み2ヶ月)→ちなみに、大学のように授業がない空コマがある模様。勉強時間長すぎ、ドイツみたいに午後1時で終わってほしい(ドイツは学校休業がフランスほど長くないらしい)
公立学校に通わせるお母さん談、
担任が休みなので代理の先生が来たけどさらに休んだので代理が来たけどまた休んで代理の先生が来た…その代理の先生の代理が見つからない…
のような感じだそうで、まぁ暴動起きるよな…という気がしないでもありません。こんな話は日本の知り合いの多くが教育関係者ですが、大変だという話は聞けども私の周りではこんな話は聞こえてきません。
もし日本に帰れなかった場合、こんな状況で教育を受けさせるのか…と思うと、10年後仮にフランスにいた場合、少しでもこの状況が改善してほしいと思うのは親心です。他人事ではありません。
ただし!
手榴弾が飛び交う、ゴミ箱が燃やされる、学校が燃やされるという暴動は別問題です。環境の改善どころか学習環境をぶち壊しにきてますし、仮に娘がそんな暴動に巻き込まれたら…と思うと、このような日本に帰りたい気持ちは益々強くなります。
こちらにいると声を上げることの大切さを痛感します。日本だとX、旧Twitterなんかでネットデモはあれど、全国規模でこうやって声を上げる人が少ない。デモやストライキによって、フランスでは法案が棄却されることもあります。声を上げれば、国民が政治を変えられるのを知っているからなのでしょうか。革命の血に塗れた国だからこそなせるワザなのかもしれませんが、思想に関わらず自分が正しいと思ったこと、必要だと思ったことを強く伝えるのは必要な時代なのかもしれません。
一方でかなり暴力的な訴えに関しては断罪していかなければ治安が終わります。というか終わっている地域もあります。今回のデモに関して言えば、暴力や破壊によって訴えたいことよりも、若者の衝動性に焦点が当たっているのが残念です。でもここまでエスカレートしないと聞いてもらえないような政治なら、そもそもいい政治とは言えないでしょうね。
中庸って難しいな、と思うと同時に、今後の子どもの教育をどこで行おうか考えさせられる一週間でした。





