すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

今年も母からクリスマスプレゼントが

 

今年も母からクリスマスプレゼントが届きました。私からはちょっと良いお店で買ったアグリーセーターを両親に、おばあちゃまには老舗デパートで買ったカシミヤのセーターを送りました。働き始めたので、初給料のプレゼントを兼ねてちょっと良いプレゼントです。

母が高いものが大好きなので、何なら高いものや世界に一つしかないものしか喜ばないので、私達はプレゼント選びに慎重です。母は高校生の頃から商社マンの叔父さんからシャネルやルイヴィトンなどをプレゼントしてもらっていたので、父親も私達にはプレゼントをケチって母に盛大に貢いでいます。そして、私達が買える範囲のブランド物をあげると、しばらく気付かないフリをして何気なくもらってから大袈裟に驚いてみせる習性があります。ほーんと白々しいですよね。

f:id:deb-log:20201130022306j:image

さて、先日のオンライン帰省で間違って去年、ドエムッシュから買ってもらったベネトンのセーターを着ていました。すると、私が画面に映った瞬間間髪入れずに「それベネトン?」と食い気味に聞いてくる母。イブサンローランが勝負服の母にとってベネトンなんて普段着でしょうよ、という感じなのですが、私が何食わぬ顔で「そうだよ」と言うと不服そうに「ふーん」と言っていました。

もっと良いコメントあるだろうよ!

母は自分はブランドを身につけていますが、娘たちがブランドを身につけるのは相変わらずご法度なようです。ピアノの発表会では必ずELLE を始めとするブランドのワンピースを着せられていましたが、それは人前に出る時だけ。誕生日に母からもらうものは二十五を過ぎてからも大抵ハニーズのワゴンから買った洋服です。なぜ分かるかというと、私は秋生まれでこれから寒くなる季節なのにいつもノースリーブなどをプレゼントされるからです。でも自分が980円のハニーズを貰うと被害者の顔をするので厄介です。

そんな母も、家族以外の人にプレゼントを買うときの気合いと金のかけ方はすごく、ドエムッシュにはリーバイスジーンズを気前よく買っていました。ちなみに私にユニクロで買うときはすごく吟味して1本だけ。そして、ドエムッシュにブランドのブーツを買う時に、もう1足買うと10%引きと知った母は適当な田舎くさい9割引のブーツをドラミちゃんに買っていました。しかしドラミちゃんは甲高さんなので、ブーツが入らず、その子は今お蔵入り状態です。それでもドラミちゃんは幼少期は全身KPを着ていて恵まれた方だったんですけどね。その話はまた今度。

そして今度はドエムッシュも身内の仲間入りなので、今年のプレゼントは、ドエムッシュの実家と私とドエムッシュの夫婦でプレゼント格差が生まれました。

義実家のプレゼントには、ママンと妹にカシミヤ製のセーターとパパンにベスト、そして弟にはブランドの上着でした。一方、ドエムッシュと私には秋用であろう薄ーいシャツが透けて見えるようなセーターが送られてきました。しかも私にもメンズのセーター。ドエムッシュとお揃いです。本当、他人へのプレゼントには気合が入っている我が家です。

今年ドラミちゃんにはカシミヤ混のセーターだったようです。。学費を払ってない後ろめたさでもあるのでしょうか。

プレゼントは気持ちなのでどんなものでも基本嬉しいのですが、母の場合、値段とちょっとのデザインで娘たちにプレゼントを決定している節を知っているので、素直に喜べない自分がいます。

まあ、一時、大きい靴下いっぱいにプレゼントが詰まっていて、ワクワクしながら中を見たら、爪先まで綿100%のデカパン10枚が詰まっていたことがあります。それが最も現実的なプレゼントだったので、今では何でもfancyに感じられます。