私は母と妹にトラウマを植え付けた過去があります。それはまだ私が小学生の頃、母と妹が私の部屋を大掃除していた時のことです。数年越しに洗われてないパンツがベッドの奥からボンジュールしていたそうです。うnこを垂らした時に恥ずかしくてベッドの奥にパンツを隠したことがあったのですがすっかり忘れられていました。カピカピのミイラに似ても似つかぬものがぱんつに引っ付いていたそうです。その後しばらくは、「触らぬパンツに祟りなし」というスタンスだった母ですが、、
私がドエムッシュと付き合い数年、まだ遠距離恋愛だった時、ドエムッシュが1年に1回来日し、日本の実家に泊まりにくるようになりました。
我が家は5時起きなので、5時に起きて、台所に行き、母の目にいつ止まってもいいように、とにかく忙しいふりをしなければなりません。母はいつも雑に掃除をした後、自分の部屋で二度寝、父が朝ごはんの支度や母の車を車庫から出してくるのが仕事です。
ドエムッシュが泊まりに来たある日の朝、私達は寝室から下に降りていくと、二度寝をしているであろう母、、が、、なんと、、私のパンツを洗っているではないか!
母は寝起きの私の顔を見て早々
「あ、別にパンツチェックしてるわけじゃないから!」
と目をキラキラさせながら私のパンツを洗濯機から引っ張り出して洗っていました。
いやそれパンツチェックだろーッ!
そんな毛玉だらけの、汚れのついたパンツは機械に任せておけばいいものを、ドエムッシュが泊まっている期間は母が私のパンツを手洗いするという奇行が続いていました。
ドエムッシュがいようがいまいが、月のものはやってきます。それがたまたまドエムッシュが実家に泊まっている時に月のものがやってきました。すると母が、寝起きの私に向かって
「パンツに血がついてたよ!」
とわざわざ報告してくるではないか。初潮が来た時には黙って赤飯を用意してくれた家族が、なぜ今になってパンツの血に言及するのだろうか。。
洗濯機に任せていたはずが、母により私のパンツがハンドソープで洗われ、いつのまにか私のパンツも私の心もガサガサになっていました。いつまでこんなことを続けるのかなぁ、、と思っていたのですが、ドエムッシュがフランスに帰った後は再び洗濯機にパンツ洗いを任せるという日々に戻ったのでした。
後日談ですが、ドエムッシュが帰国し、私も自分のアパートに戻った後、母が私たちの部屋のゴミ袋やベッドの周りを漁っている姿が目撃されていました。本当に何をしているのでしょうか。
母の奇行はこれからも続きそうです。