すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

女の嫉妬

今までは母の面倒くさいクレームは私が請け負っていたのですが、ついに最近はドラミちゃんのメイクや服装にまでクレームを出す始末。歳を重ねる毎に手に負えなくなる母からエネルギーを吸い取られている娘たちです。例えば、私がアイシャドウを始めた頃は、父からは「うん、マシになった」と言われた次の瞬間母には「歌舞伎役者だ」と馬鹿にされ、眉毛を濃いめに描き始めたら「イモトだ」と言われ、私個人的にはアイメイクをしっかりしないとぼんやりする顔なので、せめてもの女心でちょっとまともな顔になると、母に馬鹿にされる日々でした。

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ドラミちゃんの髪が明るいのに関しては、自分が家族の中で一番明るい髪色じゃないといけない母は暗くしろと圧をかけていましたが、ドラミちゃんがマスカラなどしようものなら、「あれ、ドラミちゃん目がパチパチだー」「どうしたのその目」など、文字通りウザい絡み方をします。そこでドラミちゃんは眉毛も描かずどすっぴんで家にいると母は上機嫌で、何も言ってこないそうです。

そんな母、最近はドラミちゃんが悪くなりかけの苺を使って苺ケーキを焼いたら、父からもおばあちゃまからも好評で「美味しい」「お店のみたい」「お店のより美味しい」などと感想をもらっている傍で、母は一言も何も言わずに黙々と食べていたようです。私やドラミちゃんが料理に成功するときに限ってぜーーーーーったい褒めない母。そんな母が突然、ドラミちゃんに対抗しようとしたのか「管理栄養士の資格取ろうかな」などとほざき始めたそうです。小さい頃から「馬鹿も休み休み言え」と言われて育ちましたが、今回も母に特大ブーメランがぶっ刺さりました。

大人?と言える年齢になって、一通り家事をするようになってからは、何故か母からライバル視をされて、何にでも対抗しようとしてくる母。最近私やドラミちゃんが相次いでお菓子作りをしていたのに感化されて、何やら作ったようですが、その話はまた今度。とにかく女の嫉妬ほど面倒くさいものはありません。子供の成長を認められるお母様たちが羨ましいです。