最近結婚しろ結婚しろと急かされているドラミちゃんですが、両親の姿を見て「結婚とは…」となっています。それもそのはず、父親は母に呼ばれると、母を最優先にしないといけないので、小走りで母の下にやってきます。母は他人の時間を何と思っているのかという言動が多々見られていますが、母の言うことを聞いている限り家の中は比較的平和なので、みんな母の指示に従ってテキパキ動いています。私たちも実家に帰るとウンパルンパのようにせっせと母の指示に従い、英語の代筆を始めとする母の仕事の下請け業務をしています。そうやって家族に支えられているはずの母ですが、母の口癖は「誰のおかげで生活していけてると思っているんだ。私が生活費は全て負担しています。」（毎月6万くらい）と言っています。一方で学費（今はドラミちゃん負担）や私たちの生活費は父親もちだったので、教育費などをガン無視で自分の出費だけを主張するのはタチが悪いのですが、そんなことは取るに足らないこと、諦めて生きています。
父と祖母は耳が遠いので、母の主義主張はよく聞こえておらず家の中は平和？に回っているようですが、母の暴走のあとにまた振り回されている父は、母が出勤してから自分が出勤するまでの間、随分とリラックスしたように見受けられます。母はよくあるDVのパターンの例外に漏れず、「私はうちの奴隷だ」「あなた達は役に立たないから私が全部家事をやっている」「私は皿洗いで忙しいからあれ（自分の本業）やっておいて」などなど散々喚いた後にはとても優しくなり、父は母から離れられなくなっています。
そんな父を見てドラミちゃんが一言
「ねえ、パパって幸せ？」
と聞くと、父は「幸せは自分の心が決める」などと、相田みつをさんのようなことを言いながら自分の現実を受け入れられずおろおろしていたそうです。父親の煮え切らない答えに「ああやっぱり結婚するもんじゃないな」と再確認したドラミちゃんだったのでした。
