すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

オンライン正月の思い出

口に染みついた臭いはどうしようもありませんが、60年間染み付いた厄介な生き方もまた厄介者だと思い知らされた2020年の年末から2021年の年始。家族とはある意味宗教のようなもので、自分の家庭は正しいと信じ込んでしまうのが人間というものですが、盲目的に信頼しない方がいい親だっていることは確かなのです。それが我が家。

今年は誰も帰れないのでこんな感じのオンライン帰省でした。

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目の下にクマを蓄えたドラミちゃん。目が全く開かないのに、元気に見せようとしたのか頭にはリボンがついていました。でも目は開かないわ肌の透明感が失われているわ、キラキラの服装とは対照的に心身ともにボロボロなのが浮き彫りになっていました。

それもそのはず、ドラミちゃんのゼミではゴタゴタが起こり、まともに指導もしてもらえない上に、ドラミちゃんの指導教官と折り合いの悪い教員からはネチネチネチネチチクチクチクチク嫌味を言われており病み期だったのです。そんなドラミちゃんを見た母は本気で心配をして、もうこれ以上頑張らせたくない(でも世間体的に無理)という心境に達していました。しかし父は、「うん、右から左に受け流すのがいいよ」など、ムーディー勝山のネタをそのままアドバイスする始末。いきなりやってきたあんたのアドバイスを右から左に受け流すわ!ってやつです。

病んでる妹を労り、ゼミにブッ込む勢いの一つや二つ欲しいものですが、何せ権力のある大学に向かって娘のために戦う姿勢を見せないのがうちの父です。父親になる資格など皆無なのに、お見合い結婚のせいで父親になってしまった例なのです。最初はいい父親だと思っていたのですが、最近の行動には首を傾げることが多くなり、最近では父親の口臭だけでなく行動も臭うようになりつつあります。

何かあっても戻る場所などないと思い知った姉妹は強く強く、互いを支え合って生きていくのです。

母は自己愛性人格障害の模範解答のような人間だし、父親は利己的だし、おばあちゃんは一人っ子B型の父親の味方だし、新年早々なんか嫌なもの見ちまったなーという気持ちでいっぱいですが、別に100%悪人の人間の集まりでもないので、今年の目標は、家族の良いところに目を向ける記事を書くことです!

まあ、オンライン帰省の感じからも父親の座右の銘は、「棚上げ丸投げ先送り」でしょうけどね。