すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

毎日が主役

平等と一言に言っても、実はよくよく考えてみると、全てにおいて物質を平等にすること自体が、不平等な状況を生み出す訳です。例えば、働いていない人にも、超働いている人にも同じ賃金を払うことは果たして平等と言えるのでしょうか。。そんな平等で不平等な矛盾した状況が我が家では頻繁に見られます。

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例えば、おばあちゃまのお誕生日に、私からもドラミちゃんからもおばあちゃまに可愛いマフラーをプレゼントしました。おばあちゃまの節目のプレゼントは、ちょっといいブランドのものをあげたドラミちゃん、それを母は気に食わなそうに見ていたそうです。もちろんそんなことは想定内なので、ドラミちゃんはちゃんと母にも同じブランドのマフラーを買っていたそう。結局我が家においてはプレゼントは潤滑油と同じ機能なので、母の機嫌を損ねないためにはお金は惜しんではいけません。エネルギーとお金をしっかり吸い取られますが、それでも面倒事を回避するためには仕方のないことです。私もおばあちゃまにはマフラーをあげましたが、母にはカシミヤのセーターを送りました。

ちなみに、私がドン引きしたエピソードとしては、私が婚約した時にサファイアの指輪をもらったのですが、母がずっと私の指輪をいじくり回していたので、それを見かねた父が1カラットのエメラルドの指輪を買ってあげていました。婚約するわけでもないのに、何でもない日に父から指輪をもらった母は、大喜びで色んなところに着けて行っていました。

我が家は誰かにプレゼントがある時は、必ず母への準備も欠かせません。ちなみに、どんな日も母が主役なので、プレゼントをもらうのはその日の主役と母と決まっています。数十年甘やかされてつけ上がった彼女はもう止まりません。座右の銘は毎日主役で決まりです。