すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜父編〜

 

私を22歳まで海外へとかきたてていた家族を紹介したいと思います。似顔絵があった方が想像しやすいかなと思い、描いてみました。デッサンも何もかもダメな人間なので、だいたいこんな感じ、と思ってください。

私が似顔絵を描いても誰も幸せにならないので、描かない理由がお分かりになるかと。。

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父を一言で表すと「一人っ子のB型」です。自分がどんなに間違っていても謝らないし、おばあちゃまに甘やかされて、謝らなくてもいい環境で育ってきました。父親が傷つかないよう、言語統制も敷かれています。妹が高校生の頃、数学の宿題を父親に教えてもらって提出したのが間違っていることが発覚。

妹「ねぇ、パパの答え間違ってた」

祖母「ん?」

母「何その言葉!言い直しなさい!」

妹「…間違ってませんでした」

ここで母に逆らうと粛清されますからね。

また、私が買ってきたばかりのクリスマスのオーナメントを床に出した瞬間父親が誤って足で踏んで真っ二つに割った時も、謝らずに綺麗に修理して、「直しておいたから!」と恩着せがましくドヤ顔をされた時は蹴りを入れそうになりました。

父親との関係は普通だと思います。父はどちらかと言うと、どちらかと言わなくても妹に思い入れが強いです。「ドラミ(妹の名前)に彼氏ができたら履歴書持って来てもらおう!」とか(まだいない)、妹が留学先で男子とFacebookで友達になるたびに私に身元確認の電話がかかってくるし、かなり妹の動向に敏感です。妹にも「おもい…」と言われる始末。

私は悪態マシーンの如く両親に楯ついてきました。大人になると物事の分別が付いてきます。そして親が間違ってたと思う事が時々あります。私は思春期には自分の考えを悪態と共にはっきりと言うタイプでした。私の悪態には抗体があるのですが、妹が少しでも正論を言うと父親は立っていられなくなりフラフラとソファに倒れ込み白くなってしまいます。

先日はコロナウイルスで色々と家族間で不都合がありました。姉妹vs家族の対立です。父親は医療従事者なので、実家では「お医者様」の位置づけです。ちなみに医者ではありません。消毒液にも成分や濃度によって効果の高低がありますが、「昔働いてた病院ではこうだった」のような30年前の常識を平気で言ったのけます。祖母も母も父親が正しいと盲信しているので何を言っても無駄。父親が「コロナはそんなに怖くない」と言っている時も、妹がスマホを消毒していると、精神障害者扱いしていました。とりあえず自分の言うことを聞かせるためなら精神病などを持ち出す最低な男なんです。こっちはね、インターネットで信用できそうなところから情報得てるんだよ!と言っても聞いてくれません。口臭いし。

家族を案じた妹が消毒液を実家に送った時も、父親は自分を差し置いて行動した妹に、医療従事者の面子に泥を塗られたと思い激昂したそうです。そしてまた妹を強迫障害者扱いしたとか。そしてついに穏やかな妹が父親に怒りました。妹は厚生労働省のHPなどに書かれている消毒液の条件などを父親に見せたら、しばらくして、妹が買った消毒液と同じものを妹に送って「不安になっちゃいけないから」などとほざいていたそうです。その時はさすがに妹もかなり父親に自分の気持ちを正直に話したようです。父親はあとから「(言い訳の文章を長々と書いて)……ゴメン」と謝ったそう。なぜ妹が怒ったか、謝罪の内容も薄く、謝ったうちに入りませんが、、あの父親が!「ゴメン」と謝った!やはり妹に嫌われては生きていけないようです。

ここには書ききれないので、父親の紹介はこのくらいで、また別の記事にしますね。これでも父親にはあまり気を遣わずに接することができるんですよ。基本穏やかな人なんですけど、プライドが傷つくのが許せないみたいです。傷つくようなプライドなんてプライドのうちに入らないのよ。

父親のその他のエピソードもどうぞご覧ください。

家族紹介 〜父親〜 その1 - すみれの部屋

家族紹介 〜父親〜 その2 - すみれの部屋

その他家族のエピソードはこちらです。

家族紹介 〜母編〜 - すみれの部屋

家族紹介 〜母親〜 その1 - すみれの部屋

家族紹介 〜母親〜 その2 - すみれの部屋

家族紹介 〜祖母編〜 - すみれの部屋

家族紹介 〜おばあちゃま〜 その1 - すみれの部屋

家族紹介〜妹編〜 - すみれの部屋

家族紹介 〜妹〜 その1 - すみれの部屋