すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜おばあちゃま〜 その1

 

おばあちゃまは「おら東京さ行ぐだ」に失敗した身で、何がなんでも身内を家の周りに囲っておこうと躍起になるタイプです。基本優しくて大好きなんですけど、しばしば重く感じることもあります。

母方のおばあちゃんは結構なお年でも機械の扱いに慣れていて、LINEやInstagramなど積極的にやっています。母方の祖母は母の未来予想図なのですが、かなり強烈です。そんな母方の祖母がおばあちゃまの目の敵なので、今までタブレットを買い与えられても、タブレットに触らなかったおばあちゃまがついにLINEを始めました。それまでも、ガラケーで実家を離れた私たちに時々電話をかけて来ていたのですが、最近はLINE電話がかかって来ます。会っても電話でも大体話の内容は同じです。

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「そのうちこっちで一緒に過ごそう」

「おばあちゃん寝たきりになったら面倒見てね」

「介護はよろしく」

「帰って来なさい」

口を開くと「一緒に暮らそう」か「帰って来なさい」私たちはこれを「帰省ハラスメント」と呼んでいます。そんなあの母親がいる実家で一緒に暮らすなんて発狂しちゃうから。。気ままな一人暮らし、姉妹暮らしを味わってしまうと、もうこれ以上他人とは暮らせない、、なんて思ったことが何度もあります。

可愛がってくれているのは痛いほど分かるのですが、何となく介護要員として見られているのも辛いけど否めない…のです。面倒見てねと言う割にはバリバリ畑仕事や舞踊など楽しみながら、家事もこなしているのでまだまだ元気そうですけど。

私が結婚してからはひ孫の顔を見せろではなくわ世話をさせろと言ってきます。こりゃ120歳まで現役バリバリかな?帰省すると祖母は私を絶対隣に寝せたがるので、新しいお世話する子が出来れば、その子が私の代わりにおばあちゃまの隣に寝ることでしょう。

最近は珍しい外国のお土産も近所の小さい子どもにあげてしまって母の逆鱗に触れることもあります。(母は確信犯であげることもある)小さい子どもに飢え始めていますが、残念ながら自分たちの生活の基盤を作り、コロナが収束するまでは当面子どもの予定はないので、長生きしてもらわないといけません。頑張れおばあちゃま!