すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜父親〜 その3

今日は久しぶりの家族紹介なので、機能不全家族の大黒柱をご紹介します。

父は物知りで大体のことには答えてくれます。クイズ番組でも雑学系に強く、こんなに物知りだと人生楽しいだろうな〜なんて感心することもあります。友人が県外からわざわざ実家に来てくれた時も的確な案内でコンダクターは父親で間に合います。が、これもまた時と場合によっては厄介なんです。言葉の節々に教養高さ?が出るのが父親の通常運転で、私たちは生まれた時から慣れているのでなんてことありません。しかし年頃のいとこが来るお正月は、父親が一生懸命色々と話しても全てスルー。そりゃそうだよね。ケチで話好きなおじさんなんて厄介だよね。ごめんね。

f:id:deb-log:20200626071149j:image

我が家の食卓は父の教養高さを讃える出来事が多々あります。特に両親のやりとりは目も当てられません。父か母がおもむろに百人一首の上の句を詠み、母が下の句を続けるという、なんとも独特なやりとり。

母「なんて高尚な食卓でしょう!」

父「やはり母校(田舎のトップ進学校)が同じだと話が合うね」

母「腐っても鯛、腐っても母校の血は流れてるのね!」

など、高校の話(主に自分たちがその高校に入学できたプライド)で盛り上がります。そんなにOBOGが高校を心の拠り所にしてると高校も重荷だと思うんだけど。。私も妹も両親と同じ高校を出ざるを得ませんでしたが、完全にスルーです。

その他にも、自分が知っていることは話の途中でも「聞いて聞いて!」と言わんばかりに説明を始めます。旅行先で可愛いバスガイドさんが歴史の話を始めても、「これこれこういうことですよね!こんなことやあんなこともありましたよね!」と説明を始めます。もちろん知らないこともあるので、大人しい時もあります。ただ、一言言わせてもらうと、可愛いバスガイドとおっさんの話だったら、断然可愛いバスガイドさんの話を聞かせて欲しい。臭い口に蓋!

そんな父の欠点は、パソコンにも比較的詳しく、色々調べる割に、人の話をそのまま受け売りすることもあります。一生根に持つであろう、私の教員採用試験事件が最たる例です。

家族紹介 〜父親〜 その2 - すみれの部屋

母の話を鵜呑みにして、私がどんなに証拠を見せても一度言ったことは下げない父親。頑固というか馬鹿です。どんなに信用がおけるデータよりも、自分に都合の良い情報を受け売りする父親。そろそろ臭いお口に蓋をするか、歯と共に心をしっかり磨いて欲しいと思います。