ドエムッシュの義両親がやってきました。
義両親来訪前、部屋が仕事のもので散らかっていたら「ソコキニナリマス」と言われてリビングを掃除していたら、ドエムッシュはスマホでチェスを始めていました。あんたの両親が来るんでしょうが!と怒ったらドエムッシュもしぶしぶ整理を始めました。マインドが亭主関白なのです。
15時にそっちに行くね!と言っていたドエムッシュの両親でしたが、ホテルに着いたのは16時でした。そして、何故か私たちのアパルトマンまで歩いてくると言いました。迫り来る不安な心をドエムッシュに打ち明けましたが「ダイジョブネー」と流されました。が、義両親が私たちのアパルトマンに到着したのは17時50分。
しかし15時ってなんだっけ?と置いてけぼりを食らったのは私だけで、ドエムッシュも義両親もアゲアゲでした。
事前に義両親を迎えるに当たってドエムッシュにお願いしたのは3点。
・家の中では靴を脱いでもらうこと
・手を20秒あらうこととうがい
・スマホの消毒
しかし、ドエムッシュの父親(ドM父)はいともあっさりと、部屋に土足で入ってきたのでした。目の飛び出した私の顔を見たドエムッシュの母(以下ドM母)は爆笑、その後手を洗ってくれましたが、カルチャーショックにしばらく笑いが止まらなかった模様です。
ドエムッシュは、やれ「奥さんのために手を洗ってください」だの、やれ「これは奥さんの習慣」だの言っていました。ドM父は「一昨日ワクチン打ったもんね!」と主張していましたが、私がドエムッシュに睨みをきかせているのをみて、手を20秒洗っていました。
その他には、久しぶりに会う両親に、私所有の日本語の本を見せて、日本語できるアピールをしていると思いきや、「昼も夜もうちで食べて行ってよ!」とリーダーシップを発揮してみたり、ドラミちゃんや家族や友人から送られてきたものをみせて「アジアンショップみたいだろ!」と言ってみたり、一家の代表のように振る舞っていました。最終的に、ドラミちゃんが送ってくれたお菓子をお母さんに紹介、中でも、どら焼きに関しては、ドM母も気になったらしく、そのまま持ち帰りそうになっていました。するとドエムッシュはどら焼きをあげるどころか、ドM母の手からひったくって、「これは明日食べよう!」と勝手に決めているではないですか!