すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜母親〜 その2

 

我が家はコミュニケーションの場と称して、朝ごはんは必ず全員で食卓を囲むルールがあります。ちなみに、発話をしていいのは母のみ。母親に話を振られた時に口を開き、無駄口を叩くことは許されません。なぜなら、朝ごはんの時間は朝の6時45分〜7時までの15分間だからです。

18歳まで実家で過ごしていたので、それが普通だと思っていましたが、自由気ままに朝昼夜を食べるようになってから、実家が窮屈になってしまいました。妹(ドラミちゃん)と2人暮らしをしている時も、ドラミちゃんには私のおしゃべりによく付き合って貰っていましたが、ちゃんと話を聞いてくれるので、コミュニケーションってこんな感じだよね?!と思い、母の一方通行の話を聞いているのは異常だったんだね?!と思うようになりました。

特に母は絶対に最後自分の話に持っていきます。話の引き出しが多くてびっくり。本当かよ?!と思う時もありますけど。

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私が17号のリクルートスーツを買ってもらう時も、店員さんが私に色々と勧めてくれている横で、ひたすら「この子のサイズ中々ないですよね。でも私もサイズなくってー、私は昔7号のスーツでウエストがブカブカで結局お直ししたんですよー」などほざいていました。店員さんはあしらい慣れているので、私に色々なスーツを手渡してくれながら、「そうなんですね」「さすがですね」など相槌を打っていて、大変勉強になりました。

基本、人から相談を受けても、母の返答はきまって「そっかー」の一言。そこから、母の経験談を永遠に聞かされます。私は多分大事な相談は母親にしたことがない。なぜなら、盛り盛りの過去の栄華を聞かされて、マウントをとられて終わるから。それでも、妹の友達のお母様なんかは未だに愛想を尽かさず仲良くしてくれていますけど。ママ友飲み会でも、「佐藤会」など、他の人の名前の入った飲み会に誘われると、不服そうな顔をして行きます。呼ばれてるうちが華だよ?と言って送り出すのですが、お酒が入り、帰宅後自分が話の中心になったことを永遠と聞かされるので、ガツンと強いやつを潰れるまで飲んでほしいのが個人的な願いです。日本酒720mLを3本平気で空ける女なので、ウォッカらへん3本用意しておかないと無理ですけどね。

父の還暦の誕生日でも、「おじいちゃんの還暦は、温泉宿を予約して、孫の顔を見せられて、おじいちゃんは絶対幸せだったと思う」と父の誕生日関係なく喋り続けていて、正気かコイツ?!となりましたが、正気です。

 

早い話、自分の話で勝手に盛り上がって勝手に盛り下がってくれるので、一旦母に話を振ったら、黙っていれば2時間ほど母が喋り倒します。時間を持て余した時に母と話すことをおすすめします。