すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜妹〜 その1

私は妹と数年一緒に暮らしていました。お互い海外に入れ違いで1年弱留学していたので、正味3年半くらいでしょうか?私がスウェーデン留学から帰国後、妹の留学について行って、もう1年離れないといけない寂しさから、オーストラリアの空港で号泣しました。ちなみに、妹は遠出するのに人の何倍もストレスを感じる質なので、私がオーストラリアまで最初の1週間付き添いでついて行きました。妹がオーストラリアにいる間、知らない土地で頑張っている妹のことは心配しつつも、元気でいてくれればいいかな!と思えるようになりました(重い)。

そんな妹ですが、一緒にいると私が老け顔のせいか、親子と間違われます。ショッピングモールのくじ引きなんかでも、売り子のマダムから「あら!高校生?」

「いいえ」

「じゃあ…(ちょっと考えて)中学生?」

なんて、10代に見られることがザラにあります。成人を迎えてしばらく経っても、私のためにプレミアムモルツを秘密で買ってきた時も、免許証の提示を求められたそうです。

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我が家は総じて、世間で言うデブの部類です。フランスだとちょいぽちゃくらい、アメリカだとガリガリの部類です。そんな感じなので、妹が友達と占いに行った時に占い師さんが妹の顔を見て、「あなたハンバーガーやラーメンが好きでしょ?」とドヤ顔で言ってきたようです。とりあえず心優しい妹は「はい」と答えて、占い師さんは、デブへの偏見を深めていたそうです。どちらかというとラーメン1杯よりもアサイーボウル3人前食べて太るタイプ…なんだけどな。

デブでもお洒落は楽しみたい!まあ妹はそもそもデブじゃなくてぽっちゃりなんですけどね。(←ここ大事!)妹は出不精なのですが、お出かけの時はお洒落をしてお出かけします。ネイルサロンに行った時も、ネイリストのお姉さんから「アパレル関係のお仕事ですか?」と聞かれたときに、「ゴミの研究してます」と答えて、お姉さんがそれ以上深追いしてこなかったそうです。

そんなフワフワきらきらの見た目の妹は、子どもとすれ違う度に子どもが足を止めて妹のことを穴があくほど見つめてきます。私とよくサンリオショップでお買い物をしていた時は、血眼で好きなキャラクターのグッズを籠に入れている妹を見た子連れのお母様方は、大人の悪い例を見せまいと、子どもの手を引いて妹から離れていくので、広いスペースでお買い物ができていました。

見た目はゆるふわと言っても過言ではない妹ですが、独身現実主義なところがまた毒があって可愛いです。