すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

隔離期間中のお買い物

隔離期間中も、公共交通機関を使わない限り、食料品や日用品の買い出しは認められています。そのため、私はほぼ無言で二酸化炭素を吐き出すことに専念しながら、近くのスーパーで先日ひっそりとお買い物をして、ひっそりと隔離中のアパートに戻りました。会計も人と話さないように、無人レジを使っています。

帰国して2日目にお買い物をしましたが、買い出しから3日も経つと、小さい冷蔵庫の中には流石にもう食料がありません。とりあえず自炊しているので、明日また長持ちしそうなものを買って来ようと思います。前回のお買い物の内容です。

・豚ひき肉 300g

・とりひき肉 250g

・豆腐 300g

・小松菜 1束

・にんじん 3本

・玉ねぎ 3個

ぶなしめじ 1袋

・寿司 1パック

・刺身 1パック

・ひじきの煮物(お惣菜)

にんじんと玉ねぎは残っていますが、ほぼ使い切ってしまいました。外食はできませんが、やはりスーパーのお寿司でも十分に美味しい日本は最高です。海外では全く貝のお刺身を食べることも無かったので、ホッキ貝、ホタテ、つぶ貝の刺身を買いました。幸福度がちがいます。ただ、毎日食料品を買いに行くのは憚られるので(後日洗剤を買いに行ったけれど)、残りは日持ちしそうなお肉で自炊することにしました。

妹のドラミちゃんが不在の時は買い出しは上記のようにしていましたが、ドラミちゃんがいると、野菜スムージーをはじめ、ハーゲンダッツの抹茶アイスを買ってくれたり、最近話題のデザートを買って来てくれたりします。

今は再びドラミちゃんが不在なので、自主隔離期間中、日本を満喫するために次のお買い物では、お団子など日本らしいデザートも買う予定です。買い物の回数も食べられるものも限られているので、厳選してお買い物をしないといけないのが意外と難しいです。でも自主隔離も半分くらい終わったので、自主隔離中はあと2回くらいの買い出しで抑えつつ、日本の海産物など美味しいものを楽しめるように工夫していこうと思います。

フランス土産第一弾

一時帰国を決めてから、何を買えばいいのかかなり迷いました。定番のお土産(マルセイユ石鹸やモノプリのエコバッグなど)はこの2年間で家族のお誕生日やクリスマスに送ったので、同僚や友人に色々話を聞いて、さらにマルセイユに行った時にお土産屋さんのお姉さんに相談して色々と買いました。その一部を3つに分けて紹介します。

その1. 仲良しや親戚へのちょっといいお土産

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クスミティー

すみれのお菓子

エッフェル塔の柄の砂糖

いつも日本から支援物資を送ってくれる友人や、親戚に。

クスミティは大きい缶もありますが、まずはベーシックな紅茶の詰め合わせかなと思い、買ってみました。クスミティ、マリアージュフレールは香りが強いので好き嫌いが分かれるかもしれません。ダマンフレールは香りが自然で、マリアージュフレールが好きな人には、ものによって物足りなく感じるかも知れませんが、個人的には上品な味で好きです。

すみれのお菓子は、紫のオーガンジーの袋も缶も同じくキャンディです。家族づてに結構な人に配っちゃいましたけど、変わったものが好きなお世話になった先生にお渡ししようと思います。

その2. 配る用のお土産

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ラ・メール・プラールのガレット

カルフールのジャム

カマルグの塩

スーパーで買ったお土産たちです。プチプラですが、普段使うものよりは少しだけいいやつ。ラメールプラールのガレットがなんと日本でも買えると知ってちょっとテンション下がりましたが、気にせず配りますよ。

ベージュのパッケージのものは、カルフールのメゾンブランド(普通のよりちょっと高め)で、チーズやお菓子など色んなものが売られています。お菓子やチーズを始め、フランスの原材料を使っているそうなのでお土産にいいかな、と思って買いました。

カマルグの塩は、同僚に教えてもらうまで知りませんでしたが、日本で買うと高いのなんの。普通の塩よりは高いですけど、スーパーで買えるし、パッケージが可愛いので、とりあえず5つほど購入しました。

3. 家族へのお土産

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カルフールのレトルト

フィナンシェ

マグネット

ドラミちゃんは一人暮らしなので、レトルト食品も時々食べたいかな、と思い、いくつか購入しました。この他にもベジミートボールなど、ベジタリアン用のレトルトを沢山購入。お肉は日本でもあるけれど、ベジタリアンのレトルトなんてヨーロッパならではですよね。ドラミちゃんが好きと言った豆腐のカレーは多めに購入です。

フィナンシェもドラミちゃんの好物。ほとんどドラミちゃんへのお土産ですけど、まあいいでしょう。

マグネットは家族が好んで冷蔵庫に貼っているので、おじいちゃんおばあちゃん、実家、おばさん宅に買いました。

 

今回は2週間隔離で、2週間自由行動という感じなので、大学時代からの本当に仲の良い友人と、大学でお世話になった先生、それから家族と仲のいい親戚に会うくらいです。ほとんど誰にも帰国については教えてません。ただ、母が張り切ってお土産を配るのが目に見えているので、お菓子の予備を7箱ほど多めに準備してます。

フランス、人権どうした?!

フランスはついにワクチンパスポートの導入に踏み切ることにしたそうです。

え?

あれっ?

選択の自由は何処へ?

「自由、平等、博愛」とは何ぞや?

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SNSやニュースにもなっているので、今更こちらに詳しいフランス措置は書きませんが、かいつまんで言うと、ワクチンは職業によっては義務化。ワクチンを打たないと、生活必需品のお買い物以外、満足に出来なくなるそうです。レストランにもレジャーにも行けない、そんなことってあっていいのでしょうか。

国民の義務と国民の自由のバランスを取るのって難しいですけど、元々は武漢肺炎(COVID-19)を抑えようというところから、ワクチンの義務化、そしてワクチンがないと楽しく暮らせない世の中になるなんて、趣旨が変わってきてるなぁ、と思います。

これから処方箋のないPCR検査は有料になるらしいし(ワクチン推奨のため)、確かにワクチンは大切ですけど、そこまでして国全体でワクチンキャンペーンを行うのも一種の宗教のようで個人的には好ましいなとは思えません。でも、しばらくフランスにお世話になるし、予防接種も一応終わってるし、私はそのまま暮らせるので問題ありません。

でも、ワクチンは重症化を抑えるだけで、感染しないなんてことはないので、周りに気を遣いながら暮らしていきたいですね!

空港での手続きが多い!

海外には数えるくらいしか行ったことないんですけど、今回の入国手続きはめちゃくちゃ長かったです。これをクリアしても日本に帰りたい人たちって、よっぽど覚悟を持って来ているような気がします。今回日本に着陸から空港を出るまで大体5時間かかりました。

私は出発する空港の窓口で、日本入国に必要な全ての書類を見せるように言われたので、チェックインの際にフランスの空港のグランドスタッフの人と書類の確認をしました。

  • 待機

まず、空港では通路の両脇に一列に椅子が並べてあり、そこに座って検査及び水際政策の手続きを待ちます。今回はオリンピック関係者(外国人)が優先的に検査にまわされたので、その他日本人を含む一般客は検査まで約2時間待たされました。

待機時間中、滞在場所を記入するアンケートや書類の確認をスタッフさんと一緒にしました。う◯こが漏れそうなのを我慢すること1時間、トイレに行けば良かったと激しく後悔しながら検査に向かいました。

  • 検査

検査の前に、日本指定のフォーマットの陰性証明書(PCR)の提出と、「健康カード」という、滞在場所や体調について回答した紙を提出します。次に抗原検査に向かいます。抗原検査では、検査番号のようなものが書いてあるシールをパスポートに貼られ、14日間は剥がさないように、と言われます。う◯こを我慢していたので、汗も唾液も出るわ出るわ。可愛いピンクのパーテーションに仕切られた壁には梅干しとレモンの写真がありましたが、私の場合、体の奥底から込み上げる焦りによって、何の助けをも借りることもなく、口の中に溜まった唾液をペッと吐き出すと、筒の黒いマーカーのところまで一発で溜まりました。

  • アプリのセットアップとメールの登録

まず、アプリ設定の前に、入国時に必要なアンケートを記入したかどうかを聞かれます。QRコードを印刷した紙を見せたので、すんなり通過。※入国に必要なアンケートに答えると、その結果がQRコードで出力されます。

さて、検査結果を待っている間に、アプリの確認です。3つほどアプリをインストールする必要があります。私はアプリをダウンロードしていったので、アプリの説明を受けて、セットアップしただけですぐ終わりました。その後、もう一度違うデスクの人が、アプリの設定を確認。

その後、毎日午前11時頃に体調の確認メールが送られてくるそうなので、そのために、メールアドレスを登録しました。メールはいくつか簡単な質問があり、その日の14時までに返信してね、と言われました。

  • 誓約書とアンケートの提出

最後は誓約書とアンケートの提出を求められます。感じのいい綺麗なお姉さんが対応してくれたのですが、公共交通機関は使わないこと、家までの移動手段など色々と聞かれました。

  • 検査結果をもらって終了

誓約書を提出してから検査結果をもらうまで、90分ほど待機しました。というのも、私は早く空港を出たくてうずうずしており、検査結果が出るよりも早くに全ての手続きを終えてしまったからです。しかし、検査はまとめて行うようで、私のように検査を遅く始めてスムーズに終わった人は、結果が出るまで待機場所にいないといけなかったのです。急いでも無駄でした。でもその間、やっとトイレに行けました。温かい便座に頬も尻もゆるみまくりです。ウォシュレットの有り難みをひしひしと受け止めながら、いずれは日本に永住するぞ、と心に誓ったのでした。

検査結果は、放送でパスポートの裏に貼られたシールの下4桁が呼ばれるので、呼ばれたら待機場所から少し離れた窓口まで行きます。陰性だったら、赤い紙に「陰性ですよ!」のスタンプをもらい、入国手続きに進みます。

 

入国手続きはいつもと同じ感じで、日本人用の窓口で帰国のスタンプをもらいます。あとは荷物を引き取りに行って、税関でリュックの中を確認されて終わりでした。

混み具合にもよるのでしょうが、私は飛行機着陸から、入国まで5時間でした。今は飛行機が入場できるゲートも決まっており、飛行機を降りるまでにも40分くらい待たないといけなかったので、空港での手続きだけだと空港内の移動時間を含めて実質4時間ちょっとでした。

スタッフさんは若い人が多く、体力があるからなのかもしれませんが、全力で対応してくださって感謝感謝です。無事日本に入国できたことだし、これから少しずつ買ってきたお土産の紹介なんかも隔離期間中にしていけたらな、と思います。

ただいま日本

去年の今頃は、本来結婚披露宴をドエムッシュの実家でやる予定だったのですが、武漢肺炎によりキャンセル、いつ日本に帰って来られるかも分からないまま、モヤモヤしていましたが思い切って帰国することにしました。3ヶ月前にイタリアの航空会社、アリタリアからチケットを購入したのですが、キャンセルになり、もう一度買いましたがそれも1ヶ月前にキャンセルになりました。

渡航1ヶ月前なんて、チケットも値上げ値上げ。ドエムッシュに関しては、入国VISAの連絡が中々来なくて、航空券をキャンセルした日に、VISAできました!と連絡が来て、チケット返してーとなったのは言うまでもありません。今年の12月までに使わないといけない€675のクーポン(しかも1回しか使えないから、€100使っても失効するやつ)が来ました。営業妨害覚悟で書くと、エクスペデ○アさんです。もう少し条件の良いクーポンとかにしてくれても良いのに。まあ、経営難なのかも知れませんけど、、現金で返ってこないかなぁ。

結局、ドエムッシュと来日の日程もズレてしまい、10万を軽く超えるハイヤー移動も2倍の費用になってしまい、首が回りません!

元々は移動費は36万円くらいで全部済む予定でしたが、ハイヤーでの移動もあり、交通移動費だけで53万円弱になりました。私が全額払うよ!とドエムッシュに見栄を切りましたが、結局無理だったので、ドエムッシュにも3分の1くらい(ハイヤー代と飛行機代半分)出してもらうことになりました。こんなにお金かかるなんて涙がちょちょぎれますが、移動のハイヤーはサービスが良かったし、良い経験でした。

入国についてはまた別の記事にします。

フランスにも第四波が来るか

フランス、新型コロナ感染第4波警戒 対策協議、再び規制か:時事ドットコム

こんなニュースを見かけました。

そりゃ第四波来るでしょうよ。だって、街中でもマスク着用義務じゃないんですから。感染してる人だってマスクしないで飛沫飛ばしてる可能性ありますからね。

マスクは感染している人が飛沫を飛ばないようにするものなのに、フランス人は結界か何かと勘違いしている人も多くみられます。はぁ…

バカンスのシーズン、これから8月いっぱいまで続きますが、マスクつけないでビーチで密になって身体焼いてるんですから世話ないですよね。

ワクチンだって重症化を防ぐものであって、絶対に罹患しないのだと思わずに、気をつけて過ごしたいですね。。

リヨン料理はゲテモノが多い?!

前日、初めてカエルを食べた話をブログに書きましたが、今回はコース料理を振り返りたいと思います。コースは、前菜、メイン、デザートの3皿で26ユーロ(約3400円)です。

私の前菜はサラダ

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鶏のレバーと鶏の首のソテーがドサッと上に乗っかったサラダです。臭みがなくて一瞬で無くなりました。

同僚の前菜。
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鶏レバーをひたすら丸くした(中心の大きいやつ)ハンバーグのようなものをトマトソースと食べます。

私のメインです。

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カエルのソテーも中々美味しかったです。また機会があれば食べたいです。

人生初のカエル料理 - すみれの部屋

同僚のメインです。

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クネル(白身魚をすり身にして焼いたもの)のエスカルゴのソースがけ。ふわふわでハーブが効いていて美味しいです。

デザート
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リヨンと言えばプラリネのタルト。私達もデザートは同じのを頼みました。

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二階建てのレストランで、一階はたくさんの人で賑わっていました。お店の至る所に、鶏の飾りがあって可愛いです。ニワトリと言えばフランスの象徴の一つですからね!

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運良く、ここのお部屋は貸し切りでした。腕にタトゥーの入ったウェイターのいかついお兄ちゃんが、私たちが日本人だと気づいてから、カタコトの日本語で接客してくれました。

お食事を置いていってくれる時は、「ドウゾ!イタダキマス!」ワインを注いでくれる時は「ドウゾ!カンパイ!」と陽気に音頭を取ってくれました。日本人が多いせいか、はたまたは日本好きのフランス人が多い街なのか、レストランの時間はとても楽しく、3皿とワインで、気づくと2時間居座っていました。

ドエムッシュは大学時代をリヨンで過ごしているのですが、食には保守的な方で、内臓料理なんか全く食べません。でも、リヨン料理を調べてみると、豚の血のソーセージを始め、ホルモン系の料理が好まれているみたいですね。私にとっては天国のような街。私はゲテモノという意識はなく、色々と美味しくいただきましたが、確かにカエルをメインにもってくるなど、中々パンチの効いたお料理がリヨンには多いのかもしれません。