すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

空港での手続きが多い!

海外には数えるくらいしか行ったことないんですけど、今回の入国手続きはめちゃくちゃ長かったです。これをクリアしても日本に帰りたい人たちって、よっぽど覚悟を持って来ているような気がします。今回日本に着陸から空港を出るまで大体5時間かかりました。

私は出発する空港の窓口で、日本入国に必要な全ての書類を見せるように言われたので、チェックインの際にフランスの空港のグランドスタッフの人と書類の確認をしました。

  • 待機

まず、空港では通路の両脇に一列に椅子が並べてあり、そこに座って検査及び水際政策の手続きを待ちます。今回はオリンピック関係者(外国人)が優先的に検査にまわされたので、その他日本人を含む一般客は検査まで約2時間待たされました。

待機時間中、滞在場所を記入するアンケートや書類の確認をスタッフさんと一緒にしました。う◯こが漏れそうなのを我慢すること1時間、トイレに行けば良かったと激しく後悔しながら検査に向かいました。

  • 検査

検査の前に、日本指定のフォーマットの陰性証明書(PCR)の提出と、「健康カード」という、滞在場所や体調について回答した紙を提出します。次に抗原検査に向かいます。抗原検査では、検査番号のようなものが書いてあるシールをパスポートに貼られ、14日間は剥がさないように、と言われます。う◯こを我慢していたので、汗も唾液も出るわ出るわ。可愛いピンクのパーテーションに仕切られた壁には梅干しとレモンの写真がありましたが、私の場合、体の奥底から込み上げる焦りによって、何の助けをも借りることもなく、口の中に溜まった唾液をペッと吐き出すと、筒の黒いマーカーのところまで一発で溜まりました。

  • アプリのセットアップとメールの登録

まず、アプリ設定の前に、入国時に必要なアンケートを記入したかどうかを聞かれます。QRコードを印刷した紙を見せたので、すんなり通過。※入国に必要なアンケートに答えると、その結果がQRコードで出力されます。

さて、検査結果を待っている間に、アプリの確認です。3つほどアプリをインストールする必要があります。私はアプリをダウンロードしていったので、アプリの説明を受けて、セットアップしただけですぐ終わりました。その後、もう一度違うデスクの人が、アプリの設定を確認。

その後、毎日午前11時頃に体調の確認メールが送られてくるそうなので、そのために、メールアドレスを登録しました。メールはいくつか簡単な質問があり、その日の14時までに返信してね、と言われました。

  • 誓約書とアンケートの提出

最後は誓約書とアンケートの提出を求められます。感じのいい綺麗なお姉さんが対応してくれたのですが、公共交通機関は使わないこと、家までの移動手段など色々と聞かれました。

  • 検査結果をもらって終了

誓約書を提出してから検査結果をもらうまで、90分ほど待機しました。というのも、私は早く空港を出たくてうずうずしており、検査結果が出るよりも早くに全ての手続きを終えてしまったからです。しかし、検査はまとめて行うようで、私のように検査を遅く始めてスムーズに終わった人は、結果が出るまで待機場所にいないといけなかったのです。急いでも無駄でした。でもその間、やっとトイレに行けました。温かい便座に頬も尻もゆるみまくりです。ウォシュレットの有り難みをひしひしと受け止めながら、いずれは日本に永住するぞ、と心に誓ったのでした。

検査結果は、放送でパスポートの裏に貼られたシールの下4桁が呼ばれるので、呼ばれたら待機場所から少し離れた窓口まで行きます。陰性だったら、赤い紙に「陰性ですよ!」のスタンプをもらい、入国手続きに進みます。

 

入国手続きはいつもと同じ感じで、日本人用の窓口で帰国のスタンプをもらいます。あとは荷物を引き取りに行って、税関でリュックの中を確認されて終わりでした。

混み具合にもよるのでしょうが、私は飛行機着陸から、入国まで5時間でした。今は飛行機が入場できるゲートも決まっており、飛行機を降りるまでにも40分くらい待たないといけなかったので、空港での手続きだけだと空港内の移動時間を含めて実質4時間ちょっとでした。

スタッフさんは若い人が多く、体力があるからなのかもしれませんが、全力で対応してくださって感謝感謝です。無事日本に入国できたことだし、これから少しずつ買ってきたお土産の紹介なんかも隔離期間中にしていけたらな、と思います。