すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

やっと口の中が良くなった

今回口腔内にカビが生えてから治るまでに1ヶ月以上要しました。今回は不運がいくつか重なっていたので、何が原因でこうなったのかは分かりませんが、とりあえず疲労にいいというマグネシウム入りのビタミンのサプリとラクトフェリンを飲み始めました。

カビが生えると言っても、違和感を感じたのが日曜日で、一度経験しているのですぐに違和感の原因にも気づき、幸運にも翌日にはかかりつけ医に行って診察してもらえたので、口の中が真っ白になるという状態は回避できました。

症状としては

・粘膜の腫れ

・うっすら線状の白いものが散見

・普通にしててもピリピリ痛い

・食べると痛い

口内炎もできてきた

・ずっと圧迫されるような痛み

・口の横が割れて良くならない

・粘膜が異常にツルツル

という感じで、命に関わらないけど生活の質が落ちて辛い、というのが5週間ほど。

身体がかなり疲れていたり、ストレスを感じていたり、免疫が下がると起こるようです。女性は体質が変わりやすいというし、私自身健康優良児だった頃から年月と共にストレスに弱くなったのかもしれません。

専門医にかかっても、検査をしてくれるでもなく、対症療法だけだったので、お医者さまも日本より頼りにならない印象でした。こうなったら自己防衛です。出来るだけ免疫を落とさないようにすること、3食の後の歯磨きに加え、間食後も歯磨きをするようにして、口の中をきれいに保つことを心がけたいです。

からだのふしぎ

大学時代一瞬バレー部に所属していましたが、下品な飲み会が嫌過ぎて、バレーをしに行く直前に全身に蕁麻疹が出たりと体調に支障をきたしていました。流石にビール3リットル飲まされ、「次は飲まない」と言ったら「じゃあコーラ縛り」などと言われ、「こいつら頭おかしいな」と思い速攻で退部しましたが。

そして我が妹も例外ではなく、やはりストレスを感じると顔にブツブツが出てきてしまうのです。テレビ局の人とレストランで鉢合わせた際に、テレビ局の人達の間で「美少女!」と話題になるほどの美少女のドラミちゃん(レストランのオーナー談)なのですが、よりによって顔にブツブツができてしまうという宿命を背負って生まれてきました。

今年も例のごとく実家へ帰省したドラミちゃん。なぜならひな祭りがあるからです。ドラミちゃんが「末代宣言」をしてからもう何年も経ちますが、両親は諦めず、大安になると雛人形を出し、3月3日の夜には急いで雛人形を仕舞います。そんな荷の重い雛人形たちを励ますためにもドラミちゃんは実家に帰省しなければなりません。

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実家に帰ってからもドラミちゃんとはテレビ電話をしますが、今回は一目でドラミちゃんがストレスに晒されているのがわかりました。なぜなら、ドラミちゃんの顔の右に赤いブツブツが大量発生していたからです。

初めてドラミちゃんの顔にブツブツができたのは、ドラミちゃんが手足口病になってから数ヶ月後の教育実習でした。もう1人のクソみたいな学生と組まされた挙句、オバハン先生からパワハラまがいの指導で放課後は怒鳴られ、帰宅の準備をしているとその部屋の電気を消され真っ暗な中で帰宅準備を終える2週間。実習の半分が過ぎた頃、ドラミちゃんはついに先生とクソみたいな学生のいる側の額に発疹が出たのでした。

案の定今回のストレスの原因は母でした。母は相変わらずぶりっ子をしている自分が可愛いと思っているようで、朝5時半にドラミちゃんを「ピピの時間だよ(意訳=早く起きて私の血圧を測れ)」と起こして、全体重をドラミちゃんに委ねてくるそうです。力の入っていない母の腕に腕輪を通し、スイッチを押すドラミちゃん。これも全て、母がドラミちゃんがいつまでも自分の言うことを聞く都合のいい赤ちゃんとして、ダブルベッドの自分の左に寝せていることに起因しているのですが。

ドラミちゃんが帰ると毎日髪を結う父親も、ドラミちゃんに仕事を任せるので、ドラミちゃんが母の髪をまとめてあげます。父はポニーテールしか結いませんが、ドラミちゃんはお団子にしてあげます。すると「ポニーテールだと髪が邪魔なんだぁ♪」とぶりっ子をしながら、父の前でポニーテールを全否定する母、それを見てドラミちゃんはまた不正脈と顔の発疹を発症するのでありました。髪を伸ばしている母がポニーテールを結うと落武者になってしまうので父に結わせているはずなのに、感謝の一つもないので、救いようがありません。

その他にもまだここにも書ききれないストレスに晒されたドラミちゃん。一人暮らしのアパートに戻ってきてからも、顔のブツブツが収まるまでに数日かかっていました。

全身に蕁麻疹が出るのも考えものですが、ストレスの原因がある方だけに発疹ができるなんて、人間の体って本当に不思議です。これ以上ドラミちゃんの可愛い顔にブツブツが出ないように願っております。

ワクパスが使えなくなった地域

ウクライナとロシアのゴタゴタで、ワクパスがウクライナで使えなくなりました。同僚のロシア人は、「マジで信じられない、ひどい!」という内容をSNSに長々と書いており、今回は国民の支持を得られた行動なのかは、はてなマークです。

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私は何故この戦争が今このタイミングで起きたのか分からないので、詳しいことは書けませんが、冷戦で終わらせた先人は凄かったなと思います。

ドエムッシュはここ最近フランスが戦争になったらどうしようと気を揉んでいます。

私は「死ぬときは死ぬし、戦争になったらそういう運命だ」ともう何年も半分諦めて生きています。

死んでしまったら苦しいも何もないので、私自身戦争に巻き込まれて死んでしまっても私自身は「仕方ないな」で済みますが、残された家族のことを考えたらそんなに簡単に死にたくないし、逆に家族が戦争のある地域にいるなら不安で不安で仕方ありません。

本当、信用の置けない国もあるもので、一市民としては平和を願うしかないのが現状です。

日本も対岸の火事ではないので、何とか自分の身を、自分の国を守る術を見つけないといけないですね。

口の中の様子

一旦良くなった口の中にまたカビが侵攻してきました。専門医には予約取れないし、踏んだり蹴ったりですが、今度は予約を待っている間に完治してくれないかなと心底願ってやみません。

舌の先は、やけどと口内炎を足して二で割った感じの違和感と痛みがあり、昨日まではチーズなど辛うじて美味しく食べられていましたが、今夜は油麩の卵とじなど、栄養価が高そうでかつ口にもお腹にも優しい献立になったのでした。

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今使っているお薬たちです↓

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専門医でも一般医と変わらないお薬の処方でした。上の二つが抗真菌薬、下の箱が少量のステロイドです。緑のはかれこれ3週間使っています。うがい薬として、重曹水でうがいをしますが、お医者さん、薬剤師さんそれぞれ言うことが違う(フランスあるある)ので、日本のサイトで見つけた、口の中に5分含む方法で行っています。これは子供や妊婦さんが使っても大丈夫ないやつらしいです。もっと強いの欲しいけれど…抗生物質系は扱いが難しいので、これでしばらく様子見です。黄色の箱は飲み薬で、2.5mLほど口に入れて何となく口の中に馴染ませてから飲み込んでいます。口腔内科(Stomatologue, ストマトローグ)のお医者さん的にはカビがどうやら喉にも少し散見されたようで、これも真菌にしか効果がないので、とりあえず身体の中からも退治しよう!とのことだそうです。錠剤の処方でしたが、薬局でシロップしかないとのことでシロップを貰いましたが、口に入れた瞬間はほんのり杏仁豆腐の香りなのに、後味が壊滅的に苦くて不味いです。

私の場合、口の中のほんの少し重い炎症が併発しているそうで、ステロイドを1日6錠飲みなさいと言われました。今は口内炎は幸いありませんが、本当に良くなるのでしょうか。何が原因なのか分からないのが辛いです。精密検査してほしいですが、どうなんでしょうね。

花粉症以外元気が取り柄の私は、ワクチンの副反応の一環も疑ってしまうのですが…。

私の体調を心配した妹のドラミちゃんが、松葉茶を送ってくれたので、藁にもすがる思いで毎日飲もうと思っています。

このままだとQOL(生活の質)が低下する一方なので早く良くなってほしいです。。

原因教えてください…

口の中にカビが生えて2週間ちょっと、一般医(かかりつけ医)の先生はお手上げで専門医(口腔内科、stomatologue)に回されたのでした。しかし、即時予約が困難で、症状が最も悪かった時からカビはほとんどなくなり、口の中の炎症と粘膜に薄くかかっているような違和感と口の横のひび割れだけとなった頃、やっと診てもらえることになりました。

フランス語の日常会話は、薬の説明は大体分かるし、生きていける程度には話せるようになりましたが、自分の体調を細かく説明するには及ばず、仲のいい半分親戚ような同僚について来てもらうことに。英語を話せる先生の場合、私のフランス語を聞いて英語に切り替えてくれますが、フランスでそれをしてくれる人は少ないのでね。

案の定今回もフランス語オンリーだったので、私の体調の変化をほとんど把握している同僚が全て説明をしてくれ、私は相変わらずカオナシのように「ア…ア…」と言っているだけでした。

専門医の先生は私の口の中を見るなり唇を伸ばしたりぐりぐりして、口の横がさらに切れてしまいました。

医「最近痩せた?」

私「ノン、何で?」

医「んー…とりあえず口みるね、こっち来て」

私「ウィ」

医「あーもうほとんどいいじゃん…フランス語」

私(予約取れない間に良くなってきたのよ)

同僚「まだちょっと炎症あるってさ」

医「じゃ、お薬今のと同じの2週間使って」

私「ウィ」

ということで、専門医に回されましたが、フランス語が超堪能な同僚について来てもらったにも関わらず、質問しても病気に対する説明もほぼなく、特に原因を特定されることもなく、薬だけ処方されたのでした。日本だったらすぐ血液検査とかすると思うんですけどね。。

診察の後同僚にぼやいたら、「フランスなんてどこいっても対症療法だよね」と言われ、専門医とは…という疑問を残してこの一件は終わったのでした。

ちなみに診察料と保険の話ですが。。

一般医は1回の診察が25ユーロ、(1ユーロ130円として3,250円)あとから国民保険で15ユーロ(約1950円)払い戻し、民間保険に加入していれば10ユーロ(約1,300円)払い戻しで、民間保険に加入で最終的に全額戻って来ます。

今回の専門医は、全部で86ユーロ(約11,180円)だったらしく、26ユーロ(約3,380円)は国民保険が負担してくれたので、60ユーロ(約7,800円)の支払いでした。この60ユーロ(約7,800円)も民間保険に入っていると、そちらに全額払い戻しだそうです。国民保険だけだと、全額払い戻しはないし、場合によってはこちらの負担額が大きくなるので、フランスでの生活にでは民間保険(mutuel、ミュチュエル)は欠かせません。

ちなみにメガネやコンタクトも最低限のものに留めておくとほとんど民間保険で賄えます。2weekのコンタクトだとほぼ無料ですが、使い捨てだと手出しが増えるように、メガネもオプションをつけると手出しが高くなりますけどね。目が悪いのは自分のせいじゃないのに、メガネ代やコンタクト代が嵩むよな、と不平等感を覚えていた私にとってこの制度はとてもありがたいし納得できるものです。

民間保険は、日本のように入院のお見舞い金などはありませんが、ちょこちょこ毎回全額払い戻しをしてもらえるのは助かります。ぶっちゃけ子どもがいる家庭なんかだと、大きい入院などしなくても風邪を引くたびに払い戻ししてもらえて実質無料ならそっちの方がいいような。

ちなみにドエムッシュの会社は社員を民間保険に加入させてくれ、保険代も一部負担してくれています。(給料はそんなに高くないけれど福利厚生は良いです。)社員の家族も加入できるので、ドエムッシュは私の分を月々12ユーロ(1,560円)払っているそうです。主婦時代は無料でしたが。

お薬は全部で70ユーロ(約9,100円)ですが、国民保険がきいて23ユーロ(約2,990円)でした。そして23ユーロの薬代も民間保険に払い戻しということで実質無料です。この民間保険は結構いいやつらしく、ドエムッシュの会社のお陰で月々の支払いは約1,560円ですが、今年に入って、まだ2ヶ月も経っていないのにぼちぼち体調を崩して、完全に1年間の元を取ってしまったような気がします。

フランスは人の考え方も行動もあまり好きになれないけれど、1つくらい良いところがないと国として魅力がないですからね。この保険制度は大好きです。

しかし遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったもので、同僚には言葉の面だけではなく、精神的にも支えてもらったのでした。あと2週間で完治するといいなぁと願ってやみません。

最近体調を崩してまして

最近体調を崩して、病院行脚が続いておりました。

フランスは予防医療は発展していませんが、日本ほど頻繁に病院には行けなくとも、必要な時に病院に行くと実質無料で診察してくれる国だということが分かりました。

体調を崩していたというのは、口の中にカビが生えてしまったのです。12月中旬にも一度カビが生えたのですが、抗菌剤で撃退、のち、またカビが生えて2週間が経ちます。今回は前回と同じ飲み薬を処方、あとは、ベジータベータ味の抗真菌薬のうがい薬が処方されました。うがい薬4日分、飲み薬1週間分でしたが、カビが少し良くなったところで口の中が口内炎だらけとなり、飲み薬が切れたところでもう一度かかりつけ医に行って参りました。すると、今度はステロイド1週間分とうがい薬2週間分処方。飲み薬を飲まなくなってから唇にカビが生えて大変でしたが、1週間経った今ではほとんど良くなりました。ただ原因が分からないので専門医に回されました。さすがフランス、予約が取れず、カビがほとんどなくなった現在、やっと診察してもらえることになりました。

基本はこの国も国民皆保険ですが、かかりつけ医の処方箋や紹介状があれば民間保険のミュチュエルに加入すると基本全額払い戻しです。コンタクトもメガネも民間の保険が使えて、2weekのコンタクトだと、1年で4,000円程度しかかかりません。貧乏人にはありがたい国!日本よりいいところもあるんだなと見直したのでした。

それでも私はそのうち日本に帰りたいですけどね!

武勇伝!武勇伝!

母の自己像は「何でもできる自分」です。自己肯定感とは、あるがままの自分を受け入れられることであり、自分の得意なことや苦手なことをキチンと把握できるのが正しい自己肯定です。母のメタ認知の歪みがなんとも…なんとも。。

母には5つのモードがあり(ぶりっ子モード・自己陶酔モード・仕事モード・爬虫類フェイスモード・賢者モード)勘違い街道激走中の時は自己陶酔モードでアゲアゲです。

女として「才色兼備(自称)」

→見た目もいいけど仕事も頑張って周りが認めてくれてるんだー!可愛いだけじゃやっていけないんだゾッ⭐︎

妻として「夫を立てる私(自称)」

→パパが勉強したいと言った時ママは全力でサポートしたから今パパは出世したんだよね(父の努力はガン無視)。やっぱり協力的な妻が出世には必要なんだなー!

母として「理解のある私(自称)」

→(父に教員採用試験を受けろと強要された時)ママはあなたを応援してるから、受験の応援にアパートまで行ってあげたりご飯作ってあげたりしたよねー!娘の心配やサポートしないといけなくてお母さんって忙しいなー!

ママ友として「良い相談相手の私(自称)」

→やっぱりママはある程度地位があるから、みんなママがくると喜んでくれるんだよねー!やっぱりママって飲み会に必要っていうか、みんなから頼りにされてるのかなー?!

生徒として「優秀な私(自称?)」

→ママに代わる優秀な生徒がいなかったから、なんでもやってあげたんだよねー!ママを委員会に入れるために先生新しい委員会作ってくれたんだよねー!!

保護者として「先生万歳!」

→今年1年はお仕事お休みもらってるので、ベルマーク委員会やりまーす!私のような理解のあって熱心な保護者が先生には必要だよねー!!学校にも貢献!貢献!

近所として「親切な私(自称)」

→(近所のおばさんが入院中)女の人の作る料理食べたいだろうなぁー♡ケーキ作ったんです(焦げてる or 生焼け)!ぜひ食べてください!また持ってきます!近所の人にもご飯配るとか私って親切ー!!

などなど、趣味の悪いギャグにしか聞こえませんが、母の中では大真面目なんです。「いい人」「優秀な人」"I'm a perfect human"という自己像が出来上がり、誰も止めることのできない暴走機関車のような言動が増えます。

そして最近は「就活生として」特に「優秀である」ことに誇りをもっているようで、就活で失敗したとき(現在進行形)には、現実と理想のギャップを埋めるように声高に自分の優秀武勇伝を語り始めます。

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例えば、母の中学生のころ…「午前は日本語のスピーチ、午後は英語のスピーチコンテストに出てたんだよねー。ママに代わる人いなくってさー。」と真面目なトーンで淡々と語るのです。周りは「へー。」「すごいね。」「やっぱりママちがうね。」などなど相槌をしてやり過ごす時間です。

それが、最近はドラミちゃんもバリバリ英語で世界各国の大学院生とやりとりをしていたり、私も外国で働いていたりしていたら、ちょっとしたことで「ママのこと馬鹿にしてるでしょ」と被害妄想をするようになってきてしまいました。そしてついに妹や私をライバル視し、娘たちの業種に似た職業に転職しようと就活を始めました。

しかし毎週末書類を出してもお祈りメールが届くばかり。。お祈りメールや封筒が届くたびに「どうせ今回もダメなんだ」と言いながらメールや封筒を開く母を見てドラミちゃんは心が痛くなると言っていました。私も人の子なので、それが母だと言うことを差し引いても気の毒だなと思います。

しかしそこで母のフォローを始めるとアリ地獄のように、母の自己陶酔モードから我々は抜け出せなくなってしまいます。ドラミちゃんは特に優しさの塊なので、今まで母のフォローをしてきた分、母はドラミちゃんの顔を見ると反射的に武勇伝を始めてしまうのです。この年齢で就活で失敗したということは、年齢や経歴が足りなかったということなのに、現実を見る勇気は母にはございません。そこで、現実逃避のために嘘か誠か検証のできない30年以上前の武勇伝を語り始めるのです。

「ママはね、ゼミで一番優秀だったから、学会発表しなさいと先生に言われたんだよ。しかも先生指導してくれなかったのに、学会発表したから指導のお礼寄越せって言われて、ロシアの絵が描いてある缶に入ってるクッキーあげたんだよね。指導しなくても優秀な学生がゼミにいて良かったよね!」

「この本にママの書いた論文載ってるんだよね。これ10冊買って配ったんだよね!でもおばあちゃん家燃えてママの手元にこの本ないから要らない人返してくれないかな、あの本。」

「この論文集にママの論文載ってるんだけどね、周りの人たちも『載りたくても載れるものじゃないし、ママさんすごい』って褒めてくれるんだよね!」

などなどドラミちゃんは毎回帰省時に聞かされているようです。オンライン帰省で時々私もやられますが、仮にこんなアピールを面接官にしているとしたら、落とされても当然だよな、と思ってしまうのでした。

母方の祖父母もよく武勇伝を聞かせてきます。おばあちゃんに至っては、100キロの道のりを毎日自転車で往復して、太ももが太くなったというオチ付きですが、母の話にはオチがないのでせめて誰か「かあちゃんカッコイ〜!」と合いの手を入れてくれる人がいないかなぁと思う今日この頃なのです。