すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

からだのふしぎ

大学時代一瞬バレー部に所属していましたが、下品な飲み会が嫌過ぎて、バレーをしに行く直前に全身に蕁麻疹が出たりと体調に支障をきたしていました。流石にビール3リットル飲まされ、「次は飲まない」と言ったら「じゃあコーラ縛り」などと言われ、「こいつら頭おかしいな」と思い速攻で退部しましたが。

そして我が妹も例外ではなく、やはりストレスを感じると顔にブツブツが出てきてしまうのです。テレビ局の人とレストランで鉢合わせた際に、テレビ局の人達の間で「美少女!」と話題になるほどの美少女のドラミちゃん(レストランのオーナー談)なのですが、よりによって顔にブツブツができてしまうという宿命を背負って生まれてきました。

今年も例のごとく実家へ帰省したドラミちゃん。なぜならひな祭りがあるからです。ドラミちゃんが「末代宣言」をしてからもう何年も経ちますが、両親は諦めず、大安になると雛人形を出し、3月3日の夜には急いで雛人形を仕舞います。そんな荷の重い雛人形たちを励ますためにもドラミちゃんは実家に帰省しなければなりません。

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実家に帰ってからもドラミちゃんとはテレビ電話をしますが、今回は一目でドラミちゃんがストレスに晒されているのがわかりました。なぜなら、ドラミちゃんの顔の右に赤いブツブツが大量発生していたからです。

初めてドラミちゃんの顔にブツブツができたのは、ドラミちゃんが手足口病になってから数ヶ月後の教育実習でした。もう1人のクソみたいな学生と組まされた挙句、オバハン先生からパワハラまがいの指導で放課後は怒鳴られ、帰宅の準備をしているとその部屋の電気を消され真っ暗な中で帰宅準備を終える2週間。実習の半分が過ぎた頃、ドラミちゃんはついに先生とクソみたいな学生のいる側の額に発疹が出たのでした。

案の定今回のストレスの原因は母でした。母は相変わらずぶりっ子をしている自分が可愛いと思っているようで、朝5時半にドラミちゃんを「ピピの時間だよ(意訳=早く起きて私の血圧を測れ)」と起こして、全体重をドラミちゃんに委ねてくるそうです。力の入っていない母の腕に腕輪を通し、スイッチを押すドラミちゃん。これも全て、母がドラミちゃんがいつまでも自分の言うことを聞く都合のいい赤ちゃんとして、ダブルベッドの自分の左に寝せていることに起因しているのですが。

ドラミちゃんが帰ると毎日髪を結う父親も、ドラミちゃんに仕事を任せるので、ドラミちゃんが母の髪をまとめてあげます。父はポニーテールしか結いませんが、ドラミちゃんはお団子にしてあげます。すると「ポニーテールだと髪が邪魔なんだぁ♪」とぶりっ子をしながら、父の前でポニーテールを全否定する母、それを見てドラミちゃんはまた不正脈と顔の発疹を発症するのでありました。髪を伸ばしている母がポニーテールを結うと落武者になってしまうので父に結わせているはずなのに、感謝の一つもないので、救いようがありません。

その他にもまだここにも書ききれないストレスに晒されたドラミちゃん。一人暮らしのアパートに戻ってきてからも、顔のブツブツが収まるまでに数日かかっていました。

全身に蕁麻疹が出るのも考えものですが、ストレスの原因がある方だけに発疹ができるなんて、人間の体って本当に不思議です。これ以上ドラミちゃんの可愛い顔にブツブツが出ないように願っております。