生理2日目ですが、幸運なことに1日目と比べようもないほどにトラブルが少ない朝で、モリモリ朝ごはんを食べてきました。ワッフルメーカーも置いてあり、ワッフルを作ってみましたが美味しくできて満足でした。
さて、空港では車は借りられませんでしたが、レンタカー屋さんのおじさんが教えてくれたTUROというアプリで車を借りました。親切な4人の子持ちのおじさんが貸している車をレンタカーを私が発見。ドエムッシュが手配し、ドエムッシュが運転する形で3日目は『赤毛のアン』ゆかりの場所に向かいます。痛み止めを飲んで、痛み止めを持って出発です!
赤毛のアンめぐりのツアーもやっているようですが、矢張り日中だけではなく、夜まで楽しみたい、ということでツアーには加わらずに時間をかけてじっくりと『赤毛のアン』の世界を堪能することにしました。
初めてのオートマ車を運転するドエムッシュ、広い道で試運転してから移動開始です。まずは実家にハガキを送りたかったので、アンの家のグリーンゲイブルズの最寄りの郵便局に行ってきました。
グリーンゲイブルズ郵便局では、赤毛のアンのスタンプを押してくれるとのことで、それを目当てに、こちらから実家にハガキを送りました。ここは赤毛のアンの作者のモンゴメリーが一時期おばあさんのお手伝いをしながら働いていたそうです。現在ここで働いているおばさんは、旦那さんがプリンスエドワード島に住みたくて住みたくて、カナダ本島から移住してきたそうです。日本人だと話すと、「赤毛のアンは日本でとても人気よね、日本以外だとポーランドとスウェーデンでも人気なんだよ」と教えてくれたおばさん。私がスウェーデンに1年暮らしていたことを話すと、おばさんのおじいちゃんおばあちゃんがスウェーデン人だったこと、私の単身赴任先に親友の弟が住んでいることなど、何故か共通点があり、話が盛り上がりました。ここは観光客のために夏の間しか営業してないとか、おばさんの生い立ちなど聞いていたら軽く30分くらい経っていましたが、観光地情報など有益なものをたくさん教えてくれました。
おばさんに教えてもらって、ビーチへ。本当はグリーンゲイブルズ(赤毛のアンの家)に行く予定でしたが、途中雨が降るかもしれないから今行った方がいいかも、と言われて、先にビーチを歩くことにしました。
レンタカーの持ち主が車に忘れ物をしたということで、郵便局付近で待ち合わせ、彼が来るまでの40分ほどお土産を見ていました。今回は手荷物用スーツケースで来ているので、嵩張らないマグネットなどの小さいお土産だけ買いました。そうこうしているうちに、お昼になり、郵便局のおばさんオススメのレストランへ行ってきました。
Blue Mussels (ブルーマッスル)というレストランです。とても混んでいて、2人で入るまでに15分待ちました。写真だと大きさは伝わりませんが、ムール貝は800gです。ロブスターロール(ロブスターのホットドッグ)と、ロブスターのサラダ、地ビール、パイナップルジュース、チップを合わせて95カナダドル(約9,975円)です。お会計は私がトイレに行っている間にドエムッシュが私の財布から現金を出して「おつり取っといてよ!」というのをやっていました。しかもお姉さんが可愛いせいか、チップを18%くらい、いつもより多く払っていたような。。
そして午後はいよいよグリーンゲイブルズへ。何度も写真集や本で見たグリーンゲイブルズは丘の上にありました。中で働いているお姉さんが、赤毛のアンが成長したらこうだろうな、という見た目をしていて、「よくアンに似てるって言われない?」と聞いたら「時々言われるよ」と言っていました。ほっそりした赤毛の美人なお姉さんです。グリーンゲイブルズでは、物語が息づいていて、想像以上に物語のままでとても嬉しかったです。
その後、モンゴメリーのお墓へ。みんなが来るのでしょう、お墓までの小路が整備されていてとても綺麗な場所でした。
朝9時に出発したのにここまでで18時を回っています。ツアーだと、あと4カ所回って16時には終わるはずなのですが、ゆっくりしすぎました。
その後急いで赤毛のアンゆかりの地をパパッと散策。
モンゴメリの生まれた家
プリンスエドワード島の景勝地のフレンチリバー
ニューロンドンの灯台(19時半くらいです。どこまでもピンクがかった柔らかい赤土が夕日に映えます)
灯台から少し車を走らせた場所にあるオニールというレストランにラストオーダー滑り込みで入りました。ロブスター入りのクラムチャウダーは豪華で濃厚で美味しかったです。ビールを入れてチップ込みで48カナダドル(約5,040円)です。人手不足?でサービスが良くなかったのと、持ち合わせがちょうどなかったのでチップは10%ちょっと払ったのですが、明らかにテンションが低い店員さんたちでした。矢張り15%必要か。
最後に赤毛のアン博物館を見学。17時で全て閉まってしまうため、また明日色々見て回る予定です!
また一つ私の夢が叶った1日でした!