すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

途中下車にもさすがに慣れました

無事?お仕事が終わりまたドエムッシュのもとへ帰省です。毎回帰ってるとお金は無くなるけれど…仕方ないですね。インターネットなどのことを考えても帰った方が今のところ便利なので。10月に入りましたが、フランスは相変わらずフランスです。

f:id:deb-log:20211001222344j:image

さて、私のアパルトマンはなかなか古く、町のはずれにあるため、駅までは公共交通機関を使った移動となります。しかしなんと、今日はマニフェスタシオンという、政治か何かに関するボイコットで、公共交通機関が止まっていました。完全に止まっているというよりも、みんなが使う繁華街と駅付近の運行をしていないとのこと。フランスは基本的に公共交通機関の料金を支払うと1時間使い放題です。しかし、目的のところの半分にまでも行けず降ろされたのに、正規の料金を払わないといけないだなんて、ぼったくられた気分です。

帰省に限らず移動時は、ストライキが怖いので時間にかなり余裕をもって行動するようにしています。ストライキの権利があっても、公共交通機関を止めないJR、他の企業様々です。日本に帰りたい理由のトップ3にフランスの突然のストライキが入ってくるのが何とも悲しい。

f:id:deb-log:20211001224314j:image

無事帰省の電車には間に合い、のどかなフランスの田舎の風景を楽しんでおりますが、この電車だっていつストライキで止まるのか分かったものではありません。

公衆衛生を公共の福祉と捉えて、ワクチン接種をほぼ義務化にした国なのに、公共交通機関は公共の福祉ではないのか、よくストライキで止まっています。

何を信じれば良いのか、誰をアテにしたらいいのか、そんなのフランスでは通用しません。ちょっと物が盗まれたくらいでは警察も動いてくれないし、自己防衛の大切さを嫌でも実感しながら生きています。こういう時アテになるのは車を持っている家族か親しい友達くらいですけど、仕事の時間とか緊急事態を除いては助けてなんて気軽に言いませんからね…。。

ということで、フランスで移動するときは、

徒歩の移動時間+10分前

に行動することを心がけて暮らすのが私の鉄則です。