すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

テーブルクロスを刺繍しました

一昨年の11月末ころに購入した刺繍用のテーブルクロスがやっと完成しました。フランスに来たばかりの頃はまだ仕事をしておらず、趣味の刺繍をしようと考えて、フランスで初めて自分に買ったものでした。刺繍といっても私は「こぎん刺し」しかやったことがなく、スウェーデン留学中にほんの少しクロスステッチをかじった程度。ゆえに非常に根気が必要な作業でした。

f:id:deb-log:20210422063519j:image

最初から布に印刷してある柄の上を、図案の指定色の糸を使って刺繍します。完成はこんな感じです。クロスステッチは、常にクロスした時に上にくる糸が同じ方向じゃないといけないのに、時々間違って、それを解いてやり直して…の繰り返しでした。それに、1メートル四方の大きさですから、間違った時の絶望感と言ったら…!

裏側の糸の処理はまだまだ下手くそで近くで見ると糸がダマになっています。人にあげられるような代物ではないのですが、ドエムッシュにプレゼントしたら大喜びでした。今はソファーに放置されています。

色塗りがストレス解消にいいという話はよく聞きますが、私はこんな感じの刺繍がストレス解消になります。ちょっとずつ刺していって、気づいたらいつの間にか大きな作品になっているのを見た時の満足感と達成感が大好きです。

f:id:deb-log:20210422065517j:image

↑これは何年か前におじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントしたこぎん刺しです。クロスステッチより、こぎん刺しの方が作業が少ないですが、インターネットから色々図案を拾って組み合わせたものです。マス目を数えて刺繍する場合は難しさはきっとクロスステッチの方が難しいですが、今回はすでに図案が印刷してあったので、忍耐力が必要なだけで比較的簡単でした。個人的にはこぎん刺しの方が柄も色もシンプルで好きですが、クロスステッチはさまざまな色を使って刺繍すると絵画のようになるので、いずれは有名な画家の作品をクロスステッチで作りたいなという密かな願いがあります。

実はもう一つ、刺繍する用のテーブルクロスを購入したので、クロスステッチの作品を作りたいと思います。次はもう少し早く作りたいです。