すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

外出制限が延期に

フランスでは外出制限が延期になりました。どうやら6月1日まで。レストランなどはどうなるのでしょうか。気になるところです。夜間の外出制限が功を奏しているのか、今まで2万人を超えていた武漢肺炎(COVID-19)の平均陽性確認者数が2万人を超えないくらいまで減ってきました。ただ、これは単に検査に行っていない人もいると考えられるので、数百人の減少は一概に増えた減ったと言える数値ではなさそうです。

ドエムッシュの妹はまだ学生ですが、外出をしない代わりに友達の家に泊まったり、夜通し家でパーティーをしています。衛生管理をしっかりしていない会食の場では感染リスクがレストランよりも上がるような気がするので、衛生局などが営業許可を出したレストランのみでも営業にした方が、まだ、家の密室でパーティーをする人たちは減るんじゃないかなと個人的に思っています。たしかに会食はマスクをしないし、わざわざ外食時に黙食する意義を感じられないのですが、でもレストランより家庭で誰と会ったり友達とパーティーしている方がよっぽど危険だと感じます。実際、テーブルを外に出して違法営業しているカフェの前には、マスクをしていない人達が集まっているし、こういう人たちは武漢肺炎に罹患してもどんな状態になっても家にいてね、と思います。

外食ができないのは仕方ないことだと思いますが、問題はロックダウンの仕方。フランスは日本に比べて秩序がない国なので、政治家の方々はコロナの感染抑制の仕方を考えないと、毎日2万人前後の感染者から減らないと思います。

日本は税金を納める額に見合った社会保障がないので、どの国も一長一短ですが、国民性に関しては、身近な人たちの行動を見たり聞いたりする限り、フランス人のコロナ対策は信用ならないなぁ、、と思ってしまうのです。本当、いっそのこと厳しいロックダウンにすればいいのに!