すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族もパソコンも…

母が単身赴任を開始してから、母、始めての帰省です。母は父、私、ドラミちゃんにライバル意識を燃やし、定年直前に繰り上げ採用で転職に成功しました。大手だとお給料が100万くらい上がるのですが、母の転職先は規模が小さくお給料は200万ほど下がったようですが、肩書には満足しているようです。

そんな母はオンライン帰省ではヤバさを感じられなかったのですが、私のLINEはドラミちゃんからひっきりなしに母のヤバさが中継で入ってきていました。母の職場では、同僚のお子さんが不登校鬱病などに悩まされているらしいのですが、母の娘2人は、私は一応永久就職(離婚しなければ)で、ドラミちゃんは旧帝大の博士課程ということで、高みの見物状態です。母としてもキャリアも一応高みにいるようで、今回張り切ってお土産を配って回った母。関係ないドラミちゃんまで駆り出されて、博士論文執筆はいつも夜にすることになり、3泊4日の帰省で3時間しか眠れなかったそうです。

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それもそのはず、ドラミちゃんが明け方休もうとすると、寝言でドラミちゃんに母が話しかけ、自分の仕事の自慢やドラミちゃんの近況を聞いて、ドラミちゃんが答えようとすると、側から爆睡しているそう。ドラミちゃんはフラフラになりながらも、お盆に胡瓜の馬に乗って帰ってくるおじいちゃんに連れ去られなかったのは奇跡としか言いようがありません。しかし、母のパソコンは、茄子の牛に乗って向こうへ戻っていくおじいちゃんの道連れになってしまいました。仕事のデータのバックアップをとっていない母。母がピンチを感じで焦ったところまではよくある光景なのですが、そこからパソコンが壊れたのを父のせいにして、父は悟りを開いて全ての罪を被ったので、とりあえずその場は収まったようです。

そして、ドラミちゃんには「ママも大変だったけど、今ここに居られるのは、過去の自分が頑張ったから」など一流アスリートさながらのほざきを吐き捨てて、それをBGMにドラミちゃんは博士論文を書き進めていたそうです。

どんなに博士論文に追われようが、家族サービス親戚回りを忘れないドラミちゃんは、やはりアイドル向きです。モデル事務所にスカウトされたドラミちゃんですが、私はアイドルになって欲しかった…この帰省で多少美少女がやつれてしまいましたが、その後一人暮らしのアパートで英気を養い、また元の美少女に戻ったドラミちゃん。

そして、母はというと、お盆の帰省で全方面に色々と自慢をして、気持ちよく単身赴任先へと帰っていきました。パソコンもデータも逝ってしまわれましたが、これから高いお金を払って、蘇生させるようです。