すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

続・LOUIS VUITTONでお買い物をしました

ドエムッシュへのクリスマスプレゼントはユニクロを予定していました。何故なら、ヨーロッパのユニクロは日本より2割ほど高めですが、それでも他のブランドよりも質がいいし、丈感もヨーロッパ人に合わせてあって、LやXLを着るとシルエットが綺麗に見えるからです。

しかし、、予定変更する出来事が…

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GUCCIで欲しいものが売っておらず、あんなにドキドキしていたお買い物があっけなく終わってしまった喪失感を埋めようと(←私が)ドエムッシュと2人でひたすらブティックの通りをお散歩していました。

Gucciでお買い物したお話 - すみれの部屋

お散歩中、ドエムッシュはドラミちゃんにグッチで自分がユニクロのプレゼントに少し不平等感を覚えたようで、何度か、「グッチハトクベツノプレゼントデスカ?」と聞いてきました。しつこい男ダナーと思いながらも、ドエムッシュのカードで支払うので、感じよく接するように心がけていました。しかし、ドエムッシュ「サムイデスネ」とトドメの一言。この時期の南フランスは殆ど雨で、あんまり綺麗な雰囲気じゃないし、比較的肌寒いのです。しかしドエムッシュのマフラーは、私が百均の毛糸で編んだ長すぎるのにチクチクするスヌードのみで、全く首が温まらない構造だし、いいやつがないことに気づきました。

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じゃあ、マフラー買おうか。と提案した私ですが、思いつきでどこに行けば良いか分からず、とりあえず近場を見てみよう!と「旅の恥はかき捨て」精神で LOUIS VUITTON に入店しました。

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フランス人だし、フランスのブランドの1つや2つ持ってたってバチは当たらないでしょう。。少し興奮気味に撮った上の写真ですが、心が荒ぶっていたため、斜めになっています。

入店しようとしたら、ドアマンのロマンスグレーのフサフサの髪が素敵なおじさまがドアを開けてくれました。このためだけに人を雇うルイヴィトン恐るべし。そして、入店早々に手をアルコール消毒した瞬間、店員さんのマダムが「アルコールで鞄傷むから、消毒後は鞄触らないように気をつけてね!」と他社の私のカバンのことを気遣ってくれるではないか。コロナが騒がれている時でも、

手の消毒<<<<<バッグ

なルイヴィトンの店員さんは、生粋のファッションの業界人ですね。ファッション素人ではありますが、そんな濡れた手で鞄触るような人間ではありませんが、、この期に及んでバッグを気にしてくれる店員さんにはある種畏敬の念を抱かなかったと言えば嘘になるでしょう。

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外の寒さとルイヴィトンの外観の迫力にちびりそうになっていましたが、入店してみると、案外普通にお買い物ができました。最初からマフラーを買うつもりで入店したので、店員さんのマダムにマフラー探してますということをお伝えして、ドエムッシュに好きなものを選んでもらいました。店頭にないものもタブレットで見せてくれて、青いマフラーに決定していました。モノトーンなら汎用性もあるだろうに、好きな色を敢えて選ぶこの生き方、フランス人ですね。マフラーが欲しいと言って、マフラーだけは自由に見せてもらえましたが、広い店内を自由に歩ける感じではなく、最短でお買い物をした感じになってしまいました。宝くじが当たったら、何の目的もなく、「バッグを見に来たザマス」と言って、ゆったりああでもないこうでもないと、こちらでダラダラと買い物したいです。

結局ルイヴィトンでも店頭受け取りの憧れは叶わず、店頭で支払い、自宅郵送となってしまいました。願わくばルイヴィトンの紙袋を持ってメルシー!と意気揚々と退店したかったところですけどね。ドラミちゃんへのグッチの鞄の方が高いのですが、ドエムッシュはいいマフラーを買ってもらった事実により不平等感も少し、というか、かなり緩和されたようで、その後ドラミちゃんのプレゼントへの言及がなくなりました。ブランドに興味がないドエムッシュでも矢張り不平等感を抱くことはあるのですね。とりあえず、ドエムッシュは高いものほどすぐに汚すジンクスがあるので、マフラーだけでも気をつけて扱って欲しいと思います。