前のブログで職場にある保育園に預けている話を書きました。そこは、生後3ヶ月から受け入れてくれる保育園で8時から18時まで預けてみたこの1ヶ月の様子と感想をこちらにしたためようと思います。
まずは、X(旧Twitter)でもたびたび話題になる長時間保育について。10時間も娘を保育園に預ける日が週に3日です。私は週4勤務(11時間拘束されるのが週3回、午前勤務が週1回)、夫が週5勤務です。幸か不幸か私が午前勤務の日に夫はテレワークなので、その日は今のところ自宅保育をしています。午前中は夫が娘の部屋でテレワークをして、午後は娘は私と過ごします。仕事がない日も週末も、本当は仕事がしたいけれど…全力で娘と一緒の時間を過ごしています。仕事は平日、娘が寝たあとにご飯をつくり、そこから22時から1時が勝負です。
小さい子にとって保育園が相当負担だということは想像に難くありません。できることなら、お金持ちに嫁いでフルタイムで働くことなく娘との時間を大事にしたいと思っているのにそれが叶わないのが何とも…人生です。
保育士さんによると、娘はほとんど泣かないし、最近はずりずり気になるおもちゃのところまで移動してご機嫌だし、1人で勝手に寝るから手がかからない子だそうです。一方うちに帰ってくると、気が乗らない時はギャン泣きが30分、1時間と続く日もありました(この1ヶ月では2回)。周りの人と話してみると、それでも娘はあまり手がかからない方らしいのですが、保育園と家での様子の違いを鑑みると、きっと娘なりに外では気を張っていい子にしているんだろうなと思うのです。だから、可能な限り子供が小さいうちは、赤ちゃんが自然体でいられるお家が一番なんだと思います。
ただ我が家の場合は、母乳育児に理解のある保育園に預けられたので、10時間のうち、1日1〜2回は母乳をあげに行っています。最低でも1日1回30分弱は保育園で娘との時間を取ることができます。うまくいけば約4時間おきに会えるので、短いながらも授乳時間が私達親子の精神衛生をよくしてくれているのかも…と思っています。10時間のうち、1〜2回親と会えるからこそ、8時から18時まで娘が機嫌よく頑張ってくれているのかもしれません。これが大きくなったらまた話は別なのでしょうけど。
仕事を辞めることも考えなかったわけではありませんが、私自身の社会的な信用問題で働くことが娘を守ることにも繋がると思い、できるだけ今の仕事を続けていきたいと思っています。ただ、フランスは子どもを1人で出歩かせてはいけない国なので、私や夫のように両親が離れたところにいてフルタイム2人で働いている家は頼れる人を見つけるのが先決になります。
娘と一緒の時間を過ごしたい一方で、娘を預けないといけないというジレンマがあります。しかし、私のケースを鑑みますと、母とずっと過ごしていたら、いじめぬかれて頭がおかしくなっていたとおもいます。娘と私の関係が今後どのようなものになるのか未だ不明ですが、お互い既に自立しないといけない関係を早いうちから築くのは、意外と母娘にとって大事なのかも…と思わないわけでもありません。
それにしても10時間保育園は長すぎですよね。できることなら時短勤務にして子供との時間を優先させるのがいいと思います。でもやむを得ない理由で早くから保育園に預けないと行けないなら、関われる時間は全力で赤ちゃんと遊べたら最高ですね。体力はなくなるし疲れは取れませんが、アドレナリンに頼りつつ頑張りましょう。
娘もそろそろ生後半年になります。あっという間の赤ちゃん期間。会えない時間がさらに娘のお世話を楽しくさせてくれている気がします。