この日はマルセイユで、昨年10月に亡くなったおばさんのお葬式で会った娘さんに会いに行くことにしました。ドM父の従姉妹です。お昼から会う約束をしていたので、朝はエクス(エクサンプロヴァンス)の街を散策しました。
朝ごはんは前日の韓国料理屋さんの近くにあるパン屋さんでいただきました。一つ一つ食べ応えがありました。コーヒーはお通じが良くなるので、確実にトイレに便座があって座ってゆっくり用を足せる状況が保障されていないと、私はコーヒーではなくジュースまたはお茶を飲むようにしています。フランスで生きる術です。
エクスの街は水の都とも言われているようで、とにかく沢山、素敵な噴水があります。
街中も整備されていて、フランスの中ではかなりとても綺麗な街だと思いました。フランスのいいとこ取りをしたような、そんな街並です。
街ブラをしていたら11時になってしまったので、お昼に向けてマルセイユへ出発です。
マルセイユの街はかなり坂が多く、港町といった感じでした。運転のマナーも悪い人が多く、イメージ通りのマルセイユです。
お昼はおばさんが予約してくれていた、港に面している chez Paul でブイヤーベースをいただきました。
本当のブイヤーベースは、最初はスープだけで後からお魚がくるのですが、今回のランチは最初からお魚がごそっと入ったものです。クルトンを入れて、ソースをつけてサクサク食べます。お魚が新鮮で、とても美味しかったので、スープを3杯もおかわりしてしまいました。
そのあとは近くのビーチで水泳です。
生憎私はウィメンズデーが被ってしまっていたので、みんなの荷物番をしながらジリジリと太陽に焼かれていました。
その後は、マルセイユの大きな公園、ボレリー公園へ。こちらはお城もあれば、植物園もあり、見所たくさんです。
中国風の庭園。
日本風の庭園。
この日は日焼け止めを切らしていたため、腕と首が別人のように黒くなりました。楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、お別れの時間です。
宿に帰って我々も最後の晩餐。この日はモロッコ料理になりました。中に入るととてもゴージャスな庭園があり、お庭の真ん中に座って食べることになりました。
前菜
タジン鍋とクスクス
ここのクスクスがとても美味しく、今まで食べていたクスクスは何だったんだろう…?と思うほど、衝撃を受けました。タジン鍋は鶏にしました。ドライフルーツがほのかに甘く、初めて食べましたがとても美味しくて、エクスに住んでいたらここに通うなぁ…という感想。
Le Riad - Restaurant - Aix en Provence - Gault&Millau
デザートは、前日食べたところで気になったものがあったので、この日も同じ場所で食べました。おそらくイタリア人のパティシェさん。独創的で美味しかったです。
その後、また旧市街をブラブラしながら、しかし、翌日はチェックアウトが10時ということで、あまり遅くならないうちに帰りました。翌日は石切場リベンジを誓っていたので、エクスの観光はこれでおしまいです。
小ぢんまりした街ですが、活気があり、街並みが美しく、今度またゆっくり来たい場所となりました!