すみれの部屋

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語学学校通学まで8ヶ月…だと?

ハローワークから突然の電話そして号泣 - すみれの部屋

先日、ハローワーク(PÔLE EMPLOI: ポール・アンプロワ)から電話が来た件ですが、翌日の朝3時にメールで集合場所が回ってきました。どうやら、語学学校を始めるに当たってプレースメント(その人の語学のレベルを測って、習熟度別にクラス分けをするためのテスト)を受けてくださいとのことでした。突然電話で「翌日に来い」というのも乱暴な話だと思うのですが、幸い予定がないためテストを受けに行ってきました。

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プレースメントテストは設問がA1、A2、B1の3つに別れており、全ての問題に答える必要があります。A1はメールや広告を読んで設問に答える問題で大丈夫、A2はメールを読んでメール設問に答えたり、ハガキを書く問題でまぁまぁ大丈夫、B1は自由仏語作文で、自分の経験やアドバイスを書くもの、フランス語のクラスへの意気込みを書くものでした。そしてオーラルは面接官と話すもので、家族について、自分についてなど簡単な内容を話しました。

フランス語強化週間 - すみれの部屋

プレースメントテストを受けたあと、待てども待てども連絡が来ず、クラスが始まる2月8日が近づいてきます。このままだとフランス語の授業が受けられない!と仲良くなった元同僚に相談したところ、外国人だとフランスの行政に舐められるから、ハローワークと語学学校の両方にメールをして、ドエムッシュハローワークに連れて行って話をつけてもらうのがいいと言われました。そしてアドバイス通りにしたところ、その日のうちに全て“解決”しました。

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先日のプレースメントの結果、私の語学力は既にB1はあるためB2のクラスに入りなさいとのこと。私はA2も完璧じゃないのがわかっているので、電話越しに、「A2は勉強するからせめてB1のクラスに入れて!」と懇願しましたが、コーディネーターの人に「電話で話すの難しいのにすでに話せるじゃない、あなたはB2でいいわよ。惰性でA2にいるんじゃないよ」と言われました。

お恥ずかしい話、頑張ると言ったMOOCもまだレッスンが18あるうち半分のレッスン9までしか終わってないし、アリアンスフランセーズ(MOOCの提供元)の設定するA2のレベルの勉強すら半分も終わっていないし、文法も大して知らない、フランス語もカタコトの私がB1があるなんて、俄かに信じがたいです。英語の知識があるので、その分読むのは少し楽ですが、文法も語彙も足りません。私は修士第二言語習得を専門にしたので、自分のレベルは絶対A2だろうと信じてやまないのですが、テキトーに分けられてしまった感があります。

しかし、揉め事はここでは終わりません。なんと、2月8日から始まると言われた語学学校が4月末まで延期になりました。ウクライナからの難民を優先的に学校に回しているとのことで、何の文句も言えませんでした。しかし翌日、ドエムッシュハローワークに出向き、何とか早めに語学学校に通えないか交渉。

ドM「妻の語学学校に行くのが4月末になるらしくて困ってます」

おばさん「あなたの担当者体調不良で休んでるから私からは何とも言えないわ」

ドM「でも10月から待ってるんです」

おばさん「何も知らなかったわ、でも、私は何もできないの。分かってちょうだい」

ドM「早くしないと就職活動が始まります」

おばさん「担当者に連絡してみるわね」

ということで、2月28日により詳しく言語のレベルを見るテストを受けられることになりましたが、語学学校のウェイティングリストに名前を入れてもらったのに、さらにテストを受ける意味が分かりません。

ポジティブに捉えると、語学学校開始まで2ヶ月半くらいあります。それまでにMOOCのA2を終わらせて、文法を固められる時間ができたと思うと、B2のクラスでもイケるんじゃないか、と思うのです。とりあえず9月に失業して、申請してやっと10月にアポを取って4月にやっとフランス語の授業を受けられるなんて、世界情勢のせいで語学学校への通学を結局8ヶ月も待たないといけず泣きそうですが、腐らず、ぼちぼち頑張れたらなと思います。