すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

お客様の前で粗相 vs 説教

母は「友達」という人たちの悪口を普通に言うタイプの人間なので、最近では妹つながりのママ友しかいません。私は小学校中学校とほぼ友達が居なかったし、母は学校行事にも来なかったこともあり、私繋がりのママ友はいないので、今でも母がプライベートで会うママ友は1人が2人です。

そのうちの1人が、私たちが実家に帰っているのを聞いて、朝7時半頃に我が家を訪ねてきました。ちょうど我が家はご飯が終わり、釣りに行く準備や歯磨きの真っ只中でした。そんな折の訪問だったので、玄関を開けたドラミちゃんも、私も、ドエムッシュもみんな歯ブラシを口に突っ込んだまま出迎えてしまいました。歯磨き粉を吐く時間すら母が許してくれないことを明記しておきますね。すると母は「早く歯ブラシを取って挨拶しなさい」と無茶振りをしてからではありませんか。歯ブラシを取るところまでは正論なんですけど、口に泡が入った状態でどうやって挨拶すればいいのでしょう。そうして戸惑っていると、畳みかけるように「ほら、そうやって挨拶もろくにしないで失礼な…ウンヌンカンヌン」と説教をしてくるのです。

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父がフォローのつもりで、ママ友を前にして「ほら、そこにペッって吐いて話せばいいじゃん」などととんでもないアドバイスをしてきて、その場は和んだのですが、その後も母の私達への公開説教と身内なじりがひどく、ママ友は一瞬で帰って行きました。

その後、「たしかに歯磨きしながら対応したのは問題だったけど、歯磨き粉を吐く時間はなかったし、挨拶だってできないのに、接客もせず長々と私達を人前で説教するなんて、ママはおばあちゃんに似てきたね。全くどっちが粗相したんだか知ったもんじゃない」などと私が辛口を叩いたのが、どうやら母にとって地雷だったらしいです。しかし母の気の強さを受け継いでしまった私に言い返すわけもなく、母はドラミちゃんに当たり散らすことになるのです。

ドラミちゃんも一通り、「ママのタイミングで動かないといけないから、歯磨き粉をペッてする時間もなかったんだよ」と言いました。ここからは会話だけでお送りします。↓

母「大勢で暮らすということは、自分のタイミングで動くことは許されないので、そういうことです。」

ドラミ「だから、そんな面倒くさい結婚なんてしたくないから、一生独身でいいんだって」

母「…!そもそも相手いないから独身デショ」

ドラミ「今どき結婚のために、お見合いなんてしないよ」

(両親はお見合い結婚)

母「…(不貞腐れる)」

父はお見合い結婚だとしても母に尽くしているので、母は女として幸せだと思うのですが。。

ということで、歯磨きをめぐった話だったはずが、何故か変な女同士のマウンティングというか、聞くに耐えない泥試合になってしまいました。その後も、私たちが実家を離れるまで、ドラミちゃんのやることなすことを否定するような言動をする母だったのでした。