日本に帰ってきたのはいいのですが、現在妹のドラミちゃんは、自主隔離中の私達に一人暮らしのアパートを押し出された形となり、実家で暮らしています。本当に可哀想。
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そんなドラミちゃん、実は水だし紅茶が大好きです。ある時、たまたま自由が丘のカフェに入店した際お水の代わりに水出し紅茶が出てきました。ムレスナティーのフレーバーの一つなのですが、それがとても美味しくて、その後何度も何度も買っています。11包で800円弱なので、単価としてはお高め。。
心優しいドラミちゃんは、一度両親にもムレスナティーを買って帰ったそうなのですが、その味を占めた母親が「もーぉ、こぉーんな、おぃしぃおちゃ飲んだらーぁ、元にはもどれなぃんだぁ!」と、しっかりとおばあちゃんの顔になりながらも、ぶりっ子は現在で、遠回しにドラミちゃんに、またムレスナティーを買ってこい、と圧をかけて来るので、ドラミちゃんはムレスナティーをまとめ買いするたびに、両親に送っています。
先日も、ドラミちゃんが実家に帰ったところ、母が例の如く「もう元には戻れない」などとほざいていたので、ドラミちゃんが諦め気味に「うん、また買って来るから」と言ったところ、父が食い気味に「うん、よろしくね」と言ってきたそう。さらには「よっ!お金持ち!」の掛け声まで。父はドラミちゃんの学費を負担するはずだったのですが、ドラミちゃんが研究補助のお給料が少額(高卒の公務員より少ない)もらえることになり、ドラミちゃんの生活費も学費も保証しないと言い始めた挙句、お茶を買えだなんて、言語道断です。図々しいにも程がある。給料は結構ちゃんと貰っているはずなのに、根が乞食なのでどうしようもありません。
このお茶を巡る一連の流れをドラミちゃんから愚痴られたので、お姉ちゃんである私はアドバイスをあげました。私は「じゃあ、手数料込みで一箱につき2,000円でパパに売りつければいいじゃん」と言ったのですが、ドラミちゃんは良心が許さないらしく、食い気味に「できるわけないでしょ!」と言っていました。
まあ確かに、我が家は「お茶くらい自分で買えば」などと言ったら、あたかも殺人犯のように責め立てられる家庭です。とりあえず、我々よりもお金のある乞食に、いいお茶をあげて現世で徳を積むつもりで帰省しないといけませんね。そんな私も実家にマリアージュフレールからお土産を沢山買ってきました。。お茶と修行なんて平安時代の僧侶のようですが、我が家に帰省すると言うことは、お茶を携えて修行に行くのと同じ意味をもつのです。