週末ロックダウンで今は最低限の外出しかできないので、ハイキングなどもってのほかですが、幸運なことに私たちはミモザが満開の時期にお天気にも恵まれ、小一時間ほどの山道をぶらぶらとしてきました。
最初は南仏にありがちな高級住宅街へと迷い込んで、大きい家を眺めながら、こんな家に住みたいね、とため息をついていたのですが、そこから程なく、ミモザを見られるという場所に行って参りました。
遊歩道?を入ると奥にミモザが見えますが、最初は山が完全に緑色で本当にこんなところにミモザが沢山あるのかな?と心配になりました。でも一旦中に入ってしまうと、どこもかしこもミモザミモザミモザ!ミモザは群生しているため、途中途中ミモザが全くないルートもありますが、必ずまたミモザに辿り着きます。
ちらほら、ミモザを採りに来ている人や、お散歩に来ている人たちもいました。日本にいるとこんなに沢山ミモザを見かけることもありませんが、まんまるの小さいぽんぽんがとても可愛くて、この景色と相まってとても好きなお花になりました。杏仁豆腐のようなほのかに甘い香りを楽しみながら、フランス的春の楽しみ方もいいじゃない!と少しだけフランスが好きになった瞬間でした。
婦人公論とかの読モならいける…?
(いけない)
少し小高いところから見ると、ミモザが沢山谷間?に咲き誇っているのが見えます。
あと、ここにはラベンダーが沢山自生していましたが、咲いているのはほんの少し、でも葉っぱからもラベンダーの香りがしていました。
2月末から3月上旬にかけてがミモザの見頃のようです。山から降りたあたりは既にオレンジでカサカサになったミモザもあったので、もし機会があれば、2月下旬〜3月上旬に南仏の山でミモザを楽しむのもいいかもしれません!