すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

BLACK LIVES MATTER

 

黒人が警官に取り押さえられて死亡したのをきっかけに、アメリカでデモ、ついにはフランスでもデモが起こりました。

フランスでも4年前の黒人死亡めぐり抗議デモ 集会禁止に反し (BBC News)

ヨーロッパでは人種関係なく付き合ってくれる人たちにも沢山出会いましたが、白人至上主義感は否めない気もします。そして、アジア人だって差別されることはあるのに、いつも何かしら激しく抗議するのは黒人…やはり根深い問題があるのでしょうか?なんなら未だにフランスのドラマの家政婦の役でアジア人を見るのは日常茶飯事ですが???これが黒人だったら批判されるのかな。

 

ただ、今回のフランスのデモはコロナのストレスで抑圧された国民がストレス発散でデモをしている気もします。激しいデモのせいで発砲せざるを得ない警官もいます。こうなってくると、被差別側と差別側の両者のどっちに問題があるのか分からないです正直。

紛争だってそうですけど、過去にあったことを水に流さないと延々と争いが続きます。それが国単位になると難民が出たり、国が崩壊したり、豊かな生活を送ることが出来なくなります。声を上げることは大切だけれど、平和的解決方法を模索することがこれからの人間には必要なんじゃないかな、と思います。

日本人の私にとっては、戦争は過去の話です。どの国が犯した過ち、ではなく、人間の過ちだと思っています。人類の犯した過ちに全人類が学ぶべきだし、ある程度のところで水に流さないと、平和で豊かな生活なんて無理です。

区切りをつけて先に進むための謝罪だし、条約であり法律なんだと思います。遺族側だとそんな簡単に区切りなんてつけられないでしょうけれど、だからといって周りまで騒ぎ始めると収集がつかなくなってしまうのだと、ニュースを見てつくづく感じました