雲ではありません。(司馬遼太郎先生すみません)
今回も鷹巣村(鷲の巣村)をご紹介します。
Tourettes Sur Loup (トゥレット・シュル・ルー)という場所です。
人口約2,400人強の村で、15世紀に建てられた教会などが残っています。
ルー(Loup)川の上のトゥレットという意味らしいですが、実際はルー川はグルドンとトゥレット・シュル・ルーの間にあります。
ここもまた、崖の上に位置する小さい村です。
観光地というよりも閑静な住宅街です。
あえて山の斜面で生活するのに不便はないのか非常に興味が湧きます。
しかし、案外レストランも充実しており、山をくだるとスーパーもあり、ここはGourdonよりも生活しやすそうでした。
Gourdonの記事は↓
お店をじっくり見なければ、1時間もあればぐるりと歩いて風景まで楽しめるくらいの規模です。
さて、すみれと言えばトゥールーズですが、ここもスミレが有名です。
すみれ祭の時期はたくさんの人が来訪して賑わうそうです。
すみれのお土産屋さんは駐車場とここの2カ所あるようです。
すみれの飴
すみれの砂糖漬け
すみれの紅茶
すみれの香水
等々
すみれのグッズがたくさんありました。
あまり大きい町ではないので、すみれの栽培もこじんまりとやっているそうです。
ここで買ったお土産はまた別の記事にまとめます。すみれのお菓子やお茶についてレビューもしてみました↓
Tourrettes Sur Loup のお土産紹介 - すみれの部屋
前回同様、暖かい色の石造りの建物が所狭しと並んでいます。
建物がバラバラと点在する平地とは異なり、
限られたスペースだからこそ、建物が整然としていて、1つ1つの建物に個性があるのでしょうか。
ドアや窓の細部に住人の方々のこだわりが見て取れます。
ここもクリスマスムードで盛り上がってました。
今年2019年にミシュランの星を獲得したレストランもありました。
ランチで迷っていましたが、ここはちょっとしたごはんとデザートで40€+チップ…
サラダ等を追加すると51€+チップ…
ビールにワインに…オプションをつけるとさらにお値段は上がります。
クリスマスは出費がかさむので、また後日来ることにしました。
街中はクリスマスの飾りで華やかですが、夏よりもずっと観光客は少ないそうです。
日本人らしき旅行客を見かけましたが、どうやら現地の日本人ガイドさんと巡るツアーに参加しているようでした。
丘の上の村に行くなら、現地の人と行った方が、慣れない山道も安心ですね。
週末と相まって閉まっているお店が多のですが、この時期の方がゆっくり観光できると思いました。
レストランは山麓の相場より1€程高めですが、中世の雰囲気を味わいつつワインとお肉とチーズを楽しむのもいいかもしれません。