すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

義両親が来る 5

ドエムッシュと義両親は超仲良しで、ドエムッシュの両親(ドM父母)はたびたび南フランスに来ているらしいです。南フランスの気候もまた、北の方に住むドM父母にとっては魅力的らしく、退職後は南フランスでドエムッシュと一緒に暮らしながらアイスクリーム屋さんで働きたいとドM父がほざいており、お願いだから半分本気の冗談はやめてくれと思った次第です。

さて、この日はエズに行って参りました。私も誘われたので一緒に。。ドM父は行ったことがあると自信満々でしたが、現地に着くと、初めてだったようで、フラフラフラフラすぐどこかに行ってしまいます。今回はついにボタニカルガーデンにも入場出来たのですが、路が入り組んでおり、ドエムッシュの父親を探すのに一苦労でした。

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ドM父は空気を読むのが苦手らしく(ドエムッシュにも遺伝)、いい風景が見えそうな場所を見つけるとフラフラといなくなってしまいます。ゆえに、インスタグラム用の撮影をしているギャル達なんぞどこ吹く風で、ギャル達の背景に積極的に写り込んでいました。ギャル達にあからさまに嫌な顔をされても5分くらい気づかずに、ぼーっといい眺めを楽しむドM父、ギャルとドM父の我慢比べが結構な頻度でありました。

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この日の夜は、ドエムッシュのお誕生日の前祝いでした。ドM父が、帰る前日にシャンパンはたくさん飲めない、と、ドエムッシュのお誕生日前祝いを計画。シャンパン(ドンペリ)は以前買っていたものを開けることに。エズに出かける前、色々遅くなるだろうな、と思い、ブフブルギニョン、牛肉の赤ワイン煮を炊飯器で仕込んだのですが、筋のある部位だったため、それほど柔らかくなっていませんでした。案の定、ドM母はナイフで肉を小さく切れない、という理由で3ブロック中1.7ブロック分ほど残していましたが、もう5日目にもなると諦めの心境です。別にいびりで残している訳じゃないのは分かっているのですが、やはりご飯を残して、デザートを食べている姿を見ると、残したご飯を口の中に無理やり入れたくなってしまう嫁です。平気で食べ物を残す人とは分かり合えないな。嫁姑の関係が逆だったら私はかなり嫌な姑に違いないので、この立場で良かったのかもしれません。

ドエムッシュはというと、

私「ママの残した肉はあなたが食べます」

ドM「ワタシノタンジョウビ、ニク、タベナイ」

私「今日じゃないじゃん、誕生日」

ドM「タンジョウビミタイ、タベナイ」

と、ドMの両親がいる前で強く出られない私を知ってか、かなり強気で自分のリクエストを押し通してきます。嬉しさMAXの顔で、生き生きと過ごしているドエムッシュ。みんながいる時にドンペリは飲んだほうがいいかな、と思い、義両親が来た時にボトルを開けました。でも、この状況を鑑みるに、たしかにドンペリを飲む理由が必要だと考えていましたが、この日じゃなくても、密かに自分一人で飲めば良かった、こんなやつなんかにドンペリあげるんじゃなかった、と激しく後悔したことだけは忘れないようにこちらのブログに認めようと思います。

ありがたいことに19時以降は外出禁止なので、19時にはドM父母はホテルに帰らなければなりません。こんな感じで、忙しないながらもあっという間の1日が終わりました。義両親が帰った後にドッと疲れが来るので、結局仕事も中々進まないまま週末を迎えることになりそうです。

ちなみに、ドンペリを飲むのは人生で2回目でしたが、シャンパングラスで4杯飲んでも全然身体にアルコールがまわりませんでした。やはりいいお酒は水のようです。まぁ、この日は念願のボタニカルガーデンにも行けたし、ドンペリも飲めたし、個人的には満足度の高い1日でした。めでたしめでたし、じゃない。明日も嫁、頑張ります。

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