すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

義両親が来る 6

ついに義両親と過ごす最後の夜です。この6日間は本当に人間としての自分の器の小ささと戦った日々でした。心の狭い人間だということは自他共に認める欠点なのですが、まぁまぁ私の地雷をピンポイントで踏んでくるドエムッシュ一家。ドエムッシュも義両親がいるので強気だし、「行きは良い良い帰りは怖い」ドエムッシュのアゲアゲもドM父母がいるうちだからな!と怒りを沸々とさせながら笑顔で過ごしました。

ドM父母の南仏最終日は、どうやら南仏で見かけた植物を買って帰りたいとのことで、ドM父母はホームセンターへ。片や私たちは確定申告をしに行く予定でしたが、役所が閉まっており、別な日を設定。

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午後はお昼ご飯を食べてから、アンティーブの旧市街に行ってきました。目的はアイスクリームを食べること。ここのアイスクリームは例年は行列ができるほど美味しいらしいのですが、コロナ禍で人はいつもより少ないらしいです。

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ここのアイスクリームはとても美味しいので、私とドエムッシュもたびたび訪れますが、この日は待ち時間10分、それなりに人がいました。

ドM「ここは僕がおごるよ!」

と言った矢先、現金が足りなかったようで、私がお金を出しました。デジャヴ!と思ったら、そう言えば前日、エズの駐車場で、ドM父が「駐車場代払うよ!」と言ったのに現金しかなく、ドM母がカードで駐車場代を払っていたような。。

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そして旧市街をぶらついて、明日は移動日につき、アパルトマンに早めに帰ってきて、ドエムッシュと私は晩ごはんの準備です。生の肉を切った包丁をテーブルの上に直で置くドエムッシュ。私の逆鱗に触れまくり、ガミガミ怒っていたら、ドM父母が遠くのソファーから心配そうにこっちを見ていました。

米を炊いて、味噌汁も味噌を入れるだけにして、トンカツだって衣の部分は私が準備したのですが、肉の周りに衣をつけて揚げたドエムッシュがドヤ顔で「トンカツ作ったんだ!」とドM父母に差し出していました。大絶賛で食べるドM父母。たしかに美味しかったのですが、いい家族に育てられたんだね、という気持ちと同時に、なんだか横顔をぶん殴りたい気持ちに駆られました。なんとか理性で笑顔を保ち、とりあえずドM母が残したベビーリーフ(今回は食べづらかったらしい。何故?!)を片付け、デザートを出し、19時過ぎにはドM父母がホテルに帰って行きました。

残り数時間、ドM父母がうちにいることにはなりますが、私が思う嫁としての役割は何とか全うしたような気がします。自分お疲れ!あと数時間頑張れよ!自分を励ましてあげました。

よし、明日も頑張るぞ。

 

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