すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

ついに1億人がコロナに感染したとか…

ニュースをぼんやり眺めていたら、ついに世界中で武漢肺炎(COVID-19)に罹患した人が1億人を超えたとの記事を見つけて、あぁ、やっぱりな。。と驚かない自分にびっくりしました。

私が住んでいる地域の様子を正直に申し上げますと、まず、マスク着用義務以外の場所(海岸沿いの遊歩道や公園など)でマスクを着用している人を見かける方が珍しいです。そして、ロックダウンが緩いので、今は門限を6時にしているフランスでは学生などは友達の家に泊まって、1人でいる時間を避けている人も少なからずいるようです。また、デモなどで鼻マスク顎マスクが当たり前なので、まぁ、感染が広がるだろうなぁ、、というのが私の感想です。

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一時期コロナが流行って、二度目のロックダウンになる前は私も職場に行って働いていました。ほとんどデスクワークですが、普通に色んな人たちと会う場面が多く、武漢肺炎に罹患した人たちが次々と出てくる始末。私は帰宅後手洗いうがい即シャワーと、職場での目、鼻、口への接触をしないことを徹底していました。買い物したものは3日間放置または即消毒して、フランス人から潔癖性(マニアック)認定をされました。そのおかげか、今のところ体調に支障をきたすことなく生き残っていますが、本当に明日は我が身、という感じで危機感の中生きています。

ただ、危機感はありますが、これは必要な危機感だと思っています。日本にいた時はしばらく地震の多い地域に住んでいたので、家具は低いもので揃えて、減災を心がけていました。減災という意味では、今回は家にいること、消毒を徹底することで安心感が得られます。だから私は外に出て武漢肺炎に罹患するリスクと家の中でじっとしているストレスを天秤にかけた時、家の中で退屈しながら仕事をしている方がよっぽど気が楽です。でも、フランス人はテロや盗難など以外で、どうしようもない災害を経験することが少ないためか、もう限界が来ているみたいなんですよね。

「今までの生活に戻してくれ」

と文句ブー垂れているフランス人の方がよっぽどマスクをしなかったり、法の抜け穴を見つけて、家にいないで夜に集まったりと、「今までの生活に戻る気のない」行動をしている気がします。フランス人は自由を主張するわりに、責任や義務は放棄する人間が多いように見受けられます。本当によく国として成り立ってるなぁと感心します。

おそらく第3のロックダウンがこの大セールのあとにやって来るのではないかと私は予想しているのですが、私だってこんな生活嫌ですけど、でも医療従事者の人たちの負担になりたくないので、ベストを尽くす所存です。