すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

家族紹介 〜妹〜 その3

機能不全家族でも、ドラミちゃんは私なんかよりもずっとマトモな人間に育ちました。分別のあるドラミちゃんにはいつも助けられています。大学時代はドラミちゃんと同居していましたが、ドラミちゃんのおかげで色々な料理に挑戦できて、家事スキルが上がったことは否めません。何でも美味しいと食べてくれるので、色々な主菜副菜に挑戦できました。

そんなドラミちゃん、一緒にお買い物に行く時はサンリオショップに行くのがお約束でした。「パトロール」と称して新商品が出ていないか確認に行きます。ある日は、パトロール中にドラミちゃんがトイレを我慢出来なくなり、「プッ」と小さいおならをしてトイレに駆け込みました。そのおならの臭いこと!私はその場から離れずに商品を見ていたのですが、たまたまそこにカップルが通りかかって、「うわ、くっさ!」と言って立ち去っていきました。まるで私がオナラをしたかのような雰囲気。営業妨害してしまったかしら…と罪の意識に苛まれていたのは否めません。ドラミちゃんが何事もなかったかのように戻ってきて、またお買い物を再開しました。

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ドラミちゃんは生まれた時からけろっぴと育ってきたので、けろけろけろっぴが大好きです。父親がキティちゃんではなくけろっぴを買い与えると言う独特の感性がまた素晴らしかったのだと思います。サンリオショップでももちろんけろけろけろっぴを購入。…かと思いきや、ドラミちゃんがおもむろにハンギョドンをカゴに入れました。

私「?!?!?!?!」

妹「えっ」(棚に戻す)

こっちをまっすぐな瞳で見ているハンギョドン 。

自分の手に再び持ってこっちをじーっと見つめるドラミ。

ドラミちゃんは本当に欲しいものがあった時、目つきが違います。目の下に一瞬でクマのような涙袋が出現し、流し目でこちらを見てくるのです。もちろん買わないと言う選択肢もありますが、家に帰ってから「あの子今日もいるかな」などと言っては眠れない日々を過ごすのが目に見えていたので、けろけろけろっぴ以外で特別にハンギョドンを買ってあげました。

どうやらハンギョドンの足の厚さが、ドラミちゃんにとって丁度よかったらしく(マニアック)ハンギョドンのふにゃふにゃの足を鼻先やまぶたで楽しむという、ハンギョドンとドラミちゃんのなんとも不思議な関係性が出来あがりました。

今では2人とも同じ布団をシェアして、仲良く寝ています。シーツや枕カバーはけろけろけろっぴです。けろけろけろっぴはドラミちゃんにとってアイドルのような存在なので、グッズも沢山あります。が、ハンギョドンは1人の人間?として扱われているので、どちらかというと、ドラミちゃんと一緒に暮らしているハンギョドンが大好きといった感じです。とは言うものの、最近ではハンギョドングッズも度々購入しているようです。

最近は「はぴだんぶい」というサンリオの男の子のキャラクター6名のグループが結成され、ハンギョドンもその中の一員です。たぶんまたグッズが沢山出るんだろうなぁ。ハンギョドン がドラミちゃんと暮らし始めてかれこれ4年以上経ちますが、どこに行くのも一緒です。お出かけで汚れたハンギョドンをお風呂に入れてあげると、可愛すぎて体力が奪われてしまうらしく、そのまま布団に入って寝ていることもあります。男と付き合っても相手色に染まらないだろうと思っていたドラミちゃんですが、今では思いっきりハンギョドン色に染まっています。