すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

フランスのコロナ陽性者が50万人を超えて思うこと

武漢肺炎(COVID-19)が流行り始めてからそろそろ2年ですね。春節で一気に疫病が広まり、未だに収まることを知らないウイルス、恐るべし。どこぞの国の数値データはアテになりませんが、フランスは誠実に数字を公開している、そんな気がします。私の周りでも、濃厚接触者になった方は、周りの武漢肺炎(COVID-19)に罹患した人数が20人を超えていた、という話も聞きます。実際ドM弟の彼女も味覚が約3週間ありませんでしたし。コロナに罹患するのも時間の問題なので何とか踏ん張りたいところです。

ワクチンパスポートを導入したフランスですが、ワクチンを打って「俺無敵!」状態の楽観主義者が多いフランスでは、しっかり手を洗っている人を見かける方が少なくなってきました。トイレに行っても、石鹸を手につけて速攻で水で流す人たち、色々なところを触ってから爪を噛んでいる大人、みなさんコロナ前のクセが戻ってきています。

最近はお買い物の際に、お店のセキュリティの人が申し訳程度のアルコールをつけてくれますが、意味のない量です(アルコールは15秒ほど刷り込まないといけないそうですね)。セキュリティも国民も除菌にいくら時間がかかるのかより、とりあえず手を洗うのを目的としているので、気休めでしかありません。

おそらく多くの方は「清潔に暮らす」という習慣がないので、ワクチンを打って「はいこれでもう大丈夫!」と思っているのでしょうね。清潔に生活していても罹患するときは罹患しますし、オミクロンは感染力が高いので、なんとも言えませんが、日本の習慣が抜けない私から見たらフランスに住んでいる方々の生活習慣は一般的な観点から言うと不潔です。別に1日50万人感染者数がでていても不思議ではありません。フランスは日本の人口の半分しかいないのにこの量、ワクチン接種率もさほど変わらないのだから、体質と生活習慣が大きな違いでしょう。

オミクロンはとても運の悪い方が入院している印象ですが、運の悪い人になるのは自分かもしれない、そんなことを思いながら、引き続き気を引き締めて生活していきたいですね。