すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

フランスで歯医者に行く

私は日本にいた時、最低でも1年に1回は歯医者さんに行っていました。学生の時間のある時には、夏休み、冬休み、春休みと3回地元に戻って検査、クリーニングをしていましたが、歯医者さんは基本的に予約制のため、日本でも地元に中々長期で帰る機会がないと、新しい土地で予約を取るのが困難で結局、1年に1回、歯医者を梯子することに。

フランスに来てからもずっと歯医者さんに行きたかったのですが、フランスも予約制で中々予約が取れず、1年8ヶ月ほど検査もクリーニングもしていませんでした。ドエムッシュに関して言えば、医者が嫌いなので全然行っておらず、なんとか2人連続で予約を取り付けて、先日歯医者に行って参りました。

歯医者さんは巻毛のイケメンの男の先生でした。ただ、若くて開業していて不安に。。しかし、英語が上手な先生だったので、全て英語で診察してくれました。フランス語は、必要最低限の場面で何とか自分の意思を伝えられるようになった程度で、下手くそに変わりありません。英語なら何とか普通に生活できる程度なので、私にとって英語を話せる先生と言うのはとても大切なポイントです。

診察は、レントゲン、検査、クリーニングの順番です。ドエムッシュはレントゲンの結果虫歯があることが発覚して、そのまま治療することになりました。予約制なので待合室などなく、私も診察室で待機。椅子に寝ながらこっちをチラチラ見てくるドエムッシュ。小さな子どものようです(自称3歳)。そのまま、治療をしていても、口を突然閉じたりして、看護師さんに叱られていました。嬉しそうなドエムッシュ

私の場合も流れは同じでしたが、趣味は歯磨きなので、虫歯はありませんでした。歯石を取って、ブラッシングして終わりです。日本と違って、顔にティッシュをかけてくれないので、顔に洗浄液がブワァとかかり、びっくりしました。そして、大体ツルツルになりましたが、帰ってから歯の裏を見ると、若干史跡の取り残しが…でもイケメンだから許す!(個人的には、美人な歯科衛生士さんに口の中を綺麗にしてもらうのが一番嬉しいです。)

私の検査とクリーニング代で43.86ユーロ、日本円にして5,700円ちょっとです。上下の検査と上下のクリーニングだと、日本も保険なしでこんな感じです。でもフランスは5日後私の口座に全額、国民保険からの払い戻しがありました。

ドエムッシュの検査とクリーニングと治療費は137.14ユーロ、日本円にして17,800円ちょっとです。これも全額、国民保険から払い戻しがありました。

保険の払い戻しまで大体4〜6日です。最初にクレジットカードで払わないといけないので、お金がないと大変ですが、歯のクリーニングが実質無料なのは、とても嬉しいです。

フランスの良いところは、保険はマイナンバーや口座と紐付けされているので、確定申告で医療費などを申告する必要がなく、保険の払い戻しが楽なところ。その他にも、福利厚生がしっかりしていて、コンタクトも民間の保険を使うと2 weekのものだとほぼ全額負担してもらえるので、給料が多少低くても生きていけます。今回はフランスの福利厚生をかなり身近に感じた出来事でした。

家から徒歩5分の歯医者さんで、英語も話せるので、(英語をしっかり話せるフランス人のお医者さんは中々いない)4ヶ月に一回、クリーニングに通いたいです。イケメンだし。