すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

ハイジの世界にありそうな村

今回はGreolieres(グレオリエール)という街について紹介します。南フランスはアルプスからも遠くなく、郊外に出ると高い山がそびえています。おんじがお買い物に出向きそうな村です。

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まだ国境が解放されていない時に行ってきました。山の中にぽつんと存在している街ですが、何不自由なく人が住んでいそうな感じです。駐車場にも結構車が。。

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バスも通っているようです。なんとも心許ない木製の待合場所。フランスは良くも悪くも、家の外は昭和初期という感じ。

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まだこの時はレストラン等の営業は禁止されていました。とりあえず、ここのカフェも「持ち帰り」ということにしていましたが、思い切り外にテーブルを出して「ここで食べてくださーい!!!」と言わんばかり。結構な人が集まっていました。脱法営業ですね。

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一歩中に入ると閑静な住宅街です。新型コロナウイルスの影響か、教会の中は入れませんでした。

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お城の跡地も。廃墟です。何があったのかなと、看板を見たところ、波乱万丈なお城の歴史が。かいつまんで説明すると、このお城は元々1070年に建設された後、戦争で破壊と修正が繰り返されており、1712年から本格的に修復作業が始まりましたが、再び戦争で壊されてしまったそうです。その後、フランス革命で国有財産となり、20世紀に個人に売却されたそうです。…経験豊富ね。

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石段を下っていくと、花が咲き乱れている場所から、細い道が見えます。この日はもう15時頃だったので、そこの散策はしませんでした。ここだけでも十分満足。

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ここはユースホステルのような場所ですが、どうやらかなり安く泊まれる教会付属の宿泊施設だそうです。

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街中のレストランは基本営業していませんでした。でもお花等が植わっていて、とても雰囲気がいいです。

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谷の向こうにもう一つの集落を見つけました。ここの街についてはまたの機会に、別の記事で紹介します。

山の中の村 - すみれの部屋

フランス語のサイトですが、色々と写真や情報が記載されているので、URLを載せます!興味のある方はのぞいてみてください。

Gréolières - Découvrez la commune, ses activités et ses paysages

冬は雪が積もるようで、スキーをしに来る人達がいるようです!コロナ禍のせいか、村の「売り」というものは見当たりませんでしたが、他の鷲ノ巣同様、とても可愛らしい街並みで、目の保養になりました。