すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

やっと誕生日プレゼントをいただきました

結構前に誕生日を迎えたのですが、誕生日プレゼントにはカルティエのバッグを買ってあげる、といいながら買う買う詐欺が続くこと数ヶ月、念願のバッグをいただきました。現在失業中のため、こんな高級バッグいただいてもいいのかしら…なんて思いましたが、私が買うわけではないし、失業後にイタリアにも行ったしまぁいっか!と深く考えずにドエムッシュのお言葉に甘えて買ってもらいました。

ドエムッシュはカードの上限が月々3,000ユーロ(約42万円)のため、2700ユーロ(約38万円弱)のバッグを買う際に手間取ったらスマートじゃないから、ということでネットで購入後カルティエのブティックに取りに行く方式を採用です。

お店はとても厳重に戸締りがしてありました。今までにルイヴィトン 、グッチ、フェラガモとお邪魔しましたが(しかし自分用ではない)、今のところカルティエが一番厳重です。まず、セキュリティの人に何となく全身をチェックされ、最初の扉を入ったら、その扉が閉まるまでもう一つの扉は開きません。

ドキドキしながらブティックに入りドエムッシュが要件を告げると、こちらでお待ちください、と席に案内され、コーヒーと紅茶を出してくれました。

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もちろんカップとソーサーもカルティエ。いくらくらいするのでしょうか。

待ち時間に店内をぐるっと歩き回りたくても、セキュリティのおじさんが睨みを聞かせているのと、ハイブランドのブティックには物見遊山に行ったことはあるものの、フランスで初めてこんな丁寧な対応をしてもらってドギマギしてしまい、結局紅茶を飲んでいる間に対応してくれるお姉さんが到着。

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私の身分に不釣り合いなバッグがカルティエの箱に入って出てきました。「その場で開けますか?」と聞かれ、とりあえず見てみることに。

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ハイブランドのカバンに浮かれている田舎者です。失業中でもこんなにいい笑顔で高級バッグを顔に近づけて楽しそうな私。本当お気楽ですね、早く働かなくては。まぁそれも今後の職場決めから何まで人生設計が全て上手くいけば、ですが。

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現在は円安なので、1ユーロ140円の計算で、2700ユーロは378,000円、日本だと358,600円で売っているので日本で買った方が2万円ほどお得です。ただ現在ハイブランドの値上げラッシュが止まりそうにないので、ひとまずこちら、ずっと欲しかったバッグを買ってもらいました。一生大事にします。

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その後はカルティエのショッパーをぶら下げ、カンヌの街をブラブラ。そのごレッドカーペットの近くのレストランでお昼を食べました。この日も牛肉のタルタルイタリア風です。生肉にハマってしまうなんて。

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その後ミモザ祭りに行ったのですが、アイスクリームショップのおばさんに「パレード明日よ」と言われ翌日また舞い戻ることにしたのでした。ちなみに、ミモザ風味のアイスを頼んだのですが、ミルキーな桜餅のような風味で、日本人にとっては少し懐かしい味かもしれません。

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せっかく人がいないから、と、(カルティエは車のトランクにしまって)しばらくそこの街もぶらぶらしたところ、美味しそうなミモザのモチーフのケーキを見つけてしまい、それも購入です。うちに戻ってきてから、良さそうなお皿に置いて撮影会。こちらのミモザは、帰宅途中の山で拾ったミモザでもちろん無料です。ミモザのケーキで建国記念日をお祝いです。

午前中は一瞬でしたがラグジュアリーに、午後はちょっと地元の魅力発見の旅と、珍しく素敵な一日となりました。

翌日からは倹約節約生活です。