義弟の結婚式が5月に控えている今年、7年前のスーツが入らなくなったドエムッシュ。190cm68kgだった彼は現在83kgまで増えました。78kgの時に作った名前入りのスーツ2着は日本にあり、しかもその時から5kg太ったためチャックが閉まらないということで、現在フランス国内で一斉に行われているセール期間(ソルド)にあやかりスーツを新調しました。
ドエムッシュは大して脚が長くないのに、身長のせいでジャケットやズボンの丈が足りないこともあり、HACKETT LONDONで結局セミオーダータイプのスーツを購入しました。
ハケットロンドン : HACKETT LONDON - ファッションプレス
ファストファッションの店舗での購入も考えましたが、花婿を食いそうなデザインのものや真っ黒なものがほとんどでした。ドエムッシュの希望でグレーか紺を探していたところ、紺のグレンチェックのスーツがラスト1着だったので、即決です。ヨーロッパでは190cmは背が高い方でセール期間にドエムッシュの服を見つけるのは中々大変です。セール期間外に10万くらいまでの予算でそこそこいいスーツを新調しようかと話していました。しかし、渡りに船、セールで丁度いいサイズを見つけたため多少デザインが好みでなくても目は瞑ります。
ドエムッシュに「ン!ズボンガナガスギル!ナオセマスカ?」と聞かれたので、主婦の今日のお仕事は裾上げに決定です。おばあちゃまにミシンか手縫いか聞いたら、「手縫いでまつり縫いにしなさい」と言われたので、ネットで検索してとりあえず裾上げ開始です。
まず線を引いて裾を切ります。
アイロンをかけて、クリップで止めました。反省点として、ウールの生地を悪くしたくないため低温でアイロンがけしたため、ちょっと折れ目が微妙です。
おばあちゃまが言った通りまつり縫いにしました。初めての割にはいい感じです。…と思ったのですが…
最後、裏返したら少しガッタガタで、縫い目もつっていました。ただ、ドエムッシュに履いてもらったところ、ズボンの丈はハーフクッション(少し靴の上に触れる長さ)になり、あまり粗が目立たなかったので、面倒だしそのまま放置することにしました。それに、肝心のドエムッシュはえらく感動して「ワタシノオクサンテンサイデス」とのコメントをくださったのでOKです。
本当はプロに頼むのが一番いいのですが、近くでお直ししてくれるところを見つけられなかったので、お直しがきくようにとりあえず6cm余裕をもって裾上げしました。セールで買えた上に自分で裾上げしたので、ちょっと得した気持ちになりました。これからもっと高い技術でお得に暮らせるように、針仕事も頑張ろうと思いました。、