すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

義弟義妹がやってきた③

3日目は朝に前日の片付けをして、ドM弟妹とは別々に朝ごはんを食べ、Saint Tropez(サン=トロペ)に行ってきました。こちら、電車が通っていないので、我々はドエムッシュの運転で行ってきました。車以外だと、ニース、カンヌからフェリーがでているようなので、そちらを使うか、もう少しサントロペに近い場所、Saint Raphaël (サン=ラファエル)からもサントロペ行のフェリーがあるそうなので、フェリーの旅も良さそうです。

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お昼前にサン=トロペに着きましたが、この日はよく使われているであろう駐車場がポルシェの車の展示場になっており、サントロペまで歩いて1〜2kmの駐車場も埋まっており、駐車スペースを見つけるまでに1時間弱かかりました。旧市街まで歩いて20分(1キロちょっと)のところに停車し、観光開始です。

サン=トロペはフランスで有名な場所なのにはいくつか理由があります。中でもフランスでよく知られている映画「ルイ・ド・フュネスのサントロペシリーズ」の撮影が行われていたということ、ブリジット・バルドーがバカンスに過ごした土地で今もそこに暮らしているということ、などなどがサン=トロペが南仏、コートダジュールで人気の理由です。

ルイ・ド・フュネスのサントロペシリーズ - Wikipedia

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到着がお昼を過ぎていたのでレストラン探しです。ドM弟妹がご馳走してくれるということでレストランを探しますが、お金持ちがたくさん住んでいる&高級リゾート観光地ということでレストランの価格が我々の住んでいる地域よりほんの少し高めでした。1人飲み物を頼んで、好きな料理を一品頼んだら相場は€30(1ユーロ146円ちょいなので、4,400円弱)です。カンヌもそのぐらいですが。。2人で奢ってくれると言っても、弟妹がそれぞれ1万円くらい払わないといけないのはキツいとのことで、お手頃なレストランを探し街ブラです。基本的に西ヨーロッパは人件費が高いのでご飯も高めです。イタリアンは比較的手頃で、€20(約2,920円)以下で食べられますが、カフェやレストランでちゃんとしたものを食べたいとなると最低でも1食€25(約3,650円)ほどかかります。

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そしてたどり着いたのがイタリアンレストランです。洞窟のようなちょっと薄暗いおしゃれなお店です。こちら、ピザ、パスタだとほとんど€20(約2,920円)以下で頼めますし、私の頼んだボロネーゼは14.50ユーロ(約2,120円)でした。ドエムッシュとドM弟妹は飲み物も頼んでいましたが、それでもみんな20ユーロ(約2,920円)で収まり、ドM弟妹の予算は1人20ユーロだったため、みんなそれぞれ食事にも価格にも満足していました。ここは、フランスには珍しくトイレも綺麗だったのでイタリアン好きの日本人にもおすすめです。

PIZZERIA BRUNO, Saint-Tropez - Restaurant Avis, Numéro de Téléphone & Photos - Tripadvisor

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そして博物館へ向かうのですが、私がフラフラと高級ブティック街へ向かったことでルート変更です。DIORのカフェをはじめ、グランメゾンが小さな旧市街に所狭しと並び立っておりました。

博物館はサントロペで撮影が行われた国家憲兵隊の映画についての博物館です。映画で主演を張ったルイ・ド・フュネスや関係者、撮影に使った道具などが展示されていました。

La célèbre gendarmerie de Saint-Tropez devient un musée

ルイ・ド・フュネス - Wikipedia

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私が唯一知っていた女優はブリジット・バルドーで、3階にちょこっと展示がありました。博物館は3階建てですが、各階の展示はさほど大きくなく、1時間ちょっとで全ての見学が終わりました。

それから、ドエムッシュの弟が彼女へ誕生日プレゼントを買いたいと、ロンシャンへ行きポーチを購入。そしてアイスを食べて、エルメスの隣の美術館、Musée de l'Annonciadeへ。

Musée de l'Annonciade - Site officiel de la ville de Saint-Tropez

こちらでは、サントロペで活躍したアーティストを中心に作品を展示されており、写真を撮ってもいいものと撮れないものがあります。

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こちらは45分くらいで見学が終わりました。サントロペにはもっといたかったのですが、今度は前日に行ったカーニュ・シュル・メールに行きます。和食のエッセンスがあるフレンチ、La Table de Kamiya (ラ・ターブル・ドゥ・カミヤ)を予約していたので、その時間に間に合うように少し余裕を持って向かいます。

La Table de KAMIYA / Restaurant Semi-Gastronomique / Cagnes-sur-Mer

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前菜↑

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メイン↑

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デザート↑

ドエムッシュの30歳の誕生日に行ってからというもの、お正月や誕生日など1シーズンに1回ほど行っています。もう少し頻度を上げたいのですが…どうでしょうね。私も働かなければ!毎回、とっても素敵な盛り付けと、意外な組み合わせの食材と、繊細で大胆な味が大好きになり、通っています。

LA TABLE DE KAMIYA, Cagnes-sur-Mer - Menu, Prix & Restaurant Avis - Tripadvisor

ドエムッシュと2人で行く時は必ず6皿(前菜2皿、メイン2皿、デザート2皿)いただくのですが、今回は弟妹の分もお支払いということで、6皿×4人分は家計に響くのと義妹がかなりの偏食ということで、ワインはボトルで1本、それに3皿(前菜、メイン、デザート各1皿)いただきました。

フランスに来て、初めてババ・オ・ラム(デザート写真一番下)というデザートをこちらで食べたのですが、あまりの美味しさに衝撃を受けました。それからいろいろな場所でババ・オ・ラムがあれば買ったり注文したりしているのですが、La Table de Kamiya以上のものに出会えていません。もし迷ったらぜひババ・オ・ラムを!

こちらのレストランは、目の前が地中海の砂浜なので、食後は夜景を楽しみながら少し海岸を歩きながら腹ごなしをして、ドエムッシュの運転でホテルまで。

サントロペ散策、森の中のドライブ、最高の和食×フレンチと、とてもラグジュアリーな1日でした。

義弟義妹がやってきた① - すみれの部屋

義弟義妹がやってきた② - すみれの部屋

義弟義妹がやってきた④ - すみれの部屋

義弟義妹がやってきた⑤ - すみれの部屋