すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

コルドンブルー

最近物価が上がりまくりで、全体的に1〜2割値上げされた印象です。お肉も同じ重さで1ユーロ〜2ユーロ(140〜280円)ほど高くなったので、動けなくなるまで食べる、ということは避けますが、ほんの少し工夫して節約しないといけなくなりました。

ということで、コルドンブルーを。コルドンブルーは揚げ物なので、鶏胸肉2枚あれば2人分は賄えます。日本ならかなりの節約メニューになりそうです。フランスでは、鶏もも肉よりも鶏むね肉が高く、値段が倍くらい違います。それに、鶏もも肉は骨つき、時々羽もついていて処理が雑です。鶏むね肉は1キロ9ユーロ(約1260円)、鶏もも肉は1キロ4ユーロ(約560円)で、物価高の昨今、鶏むね肉の方が人気があるフランスですが、処理は雑でも私たちが使うスーパーでは鶏もも肉が常に品切れ状態。ドエムッシュと何を作ろうか相談していたところ、「コルドンブルータベタイデス!オネガイシマス!」と言われました。冷凍のやつや冷蔵のものが普通に売られていますが、自家製のが食べたいと。

私は日々のお料理は主婦のお仕事だと思っているので(皿洗いと掃除はドエムッシュ任せ)とりあえず大黒柱のリクエストに応えることにしました。

#271『コルドンブルー』鶏むね肉とチーズのハーモニー!シェフ三國の簡単レシピ - YouTube

とりあえずネットで色々調べて作り方を勉強しました。その中でも三國シェフの揚げる工程がとっても勉強になったのでこちらにリンク貼っておきます↑。

f:id:deb-log:20221002213536j:image

バターナッツカボチャのポタージュ

ビーリー

ペンネのトマトソース和え

コルドンブルー

コルドンブルーは、写真で見る限り見た目はコロッケやカツのようですね。実際はカツに近いです。

f:id:deb-log:20221002214044j:image

断面図はこんな感じ。チーズがとろりと出てきて初めてにしては大成功です。

私が作ったやりかたはこちら

①鶏むね肉1枚を半分のところから切って開きます。そして包丁の背中でトントントントンと叩いて広くします。

②ハムを半分に切ります。日本のハムはそのままでもいいかも。

③チーズをおろし金で細かくして、ぎゅっと一塊にします。

④ハムでチーズを巻きます。そのハムをさらにもう一枚のハムで巻きます。

⑤鶏むね肉でハムとチーズを包んで、小麦粉→卵→パン粉をつけます。

⑥フライパンに弱火〜中火でしばらく揚げます。良い感じの色になったらひっくり返してまた揚げます。時間は測ってませんでした、、

⑥油を切って終わり!

フランス料理ですが、友人の家に遊びに行った時に出てきた巻き巻きカツ(豚バラとハムと野菜を巻いて揚げたカツ)を思い出して、なぜか懐かしい気持ちに。カボチャのスープは日本のカボチャのようにコックリしていないので、サラッとしていましたが、友人宅のカボチャスープを思い出して、これもまた懐かしい気持ちになりました。

少なくともあと10ヶ月は主婦なので、フランスの家庭料理にも少しずつ挑戦してみたいです。