すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

ジュネーブ 3日目

ジュネーブにきて早3日目、と言っても観光は2日目です。この日は日曜日なのでお店はほとんどやっておりません。ドエムッシュが起きたのが9時でチェックアウトが10時、ということで9時50分頃にゆっくりチェックアウトをしました。

18時台の飛行機で帰るので、16時すぎに空港に着けば余裕だろう、ということでとりあえず6時間くらいは観光の時間があります。まずは駅に向かう途中にあるノートルダム教会へ。

f:id:deb-log:20220715172719j:image

9時55分頃に中に入ったら「10時からミサが始まりますよ!参加の方ですか?」と言われ中に招き入れてもらいましたが、10時になる前にパイプオルガンで音楽が始まったので後ろから中を軽く見てそそくさと出てきました。

さて、ジュネーブでは電車、トラム、バスが主な移動手段のようです。後日ホテルで無料券がもらえるという情報も手に入れましたが何も知らない我々は悲しいかな、2人用1日乗車券を購入。2人で10スイスフラン(約1,400円)でした。トラムは1回3スイスフラン(約420円)なので、値段はフランスの2倍ですが、1日乗車券を買ってしまえば、2回以上乗れば元は取れます。

f:id:deb-log:20220715173928j:image

本当は美術館まで乗りたかったのですが、現在何かの事情で途中までしかトラムが通っておらず、とりあえずモンブランが見えるカフェへ。上の写真も遠くにモンブランの白い山頂が見えております。

f:id:deb-log:20220715175214j:image

カフェに行く時間が遅過ぎたのか、パンやコーヒーがないとのことで、15分ほど待たされましたが、何も飲まず何も食べずに退場です。

f:id:deb-log:20220715175432j:image
近くのバス停のバスを逃してしまったので、科学史博物館の敷地を通り、国際連合ジュネーブ事務所及び「壊れた椅子」のオブジェへと歩いていくことにしました。

f:id:deb-log:20220715181039j:image
国際連合ジュネーブ事務所は土日は閉館なので外観のみ見ましたが、繁華街からは隔絶された土地にあります。敷地がかなり広く、国際連合ジュネーブ事務所の周りをぐるっと迂回して「壊れた椅子」のオブジェまでやって来ました。ここでドエムッシュが力付き、ペットボトルの水を飲み干しました。まだかなり序盤です。

f:id:deb-log:20220715181217j:image

ジュネーブ事務所の外観です。中を見学したかったので次、チャンスがあれば平日に来たいと思います。

f:id:deb-log:20220715182933j:image

さて、ここから15分弱歩くと、アリアナ美術館です。こちらも見学無料、スイスは食費滞在費お土産物以外はあまりお金がかかりません。

f:id:deb-log:20220715183156j:image

基本どこの博物館でも、リュックを無料のロッカーに預けるように言われます。1ユーロコインまたは1スイスフランコインは1枚必須です。

f:id:deb-log:20220715182945j:image
朝ごはんを食べられなかったせいか、再び力尽きたドエムッシュ。今度はチョコレートコーヒーを優雅に飲みながら博物館の歴史について読んでいます。私の最後の2フランコインはあっという間にドエムッシュの胃に吸い込まれていきました。

f:id:deb-log:20220715183252j:image

アリアナ美術館は中国から輸入された陶器文化がフランスやヨーロッパでどのように変貌を遂げたかを説明、さらに16世紀(もっと前のもあるかも)〜20世紀の作品を展示しています。ガラスの展示もありますが、主に陶器の展示でした。16世紀の陶器も現代と変わらない可愛いデザインのものも多く感動しました。

f:id:deb-log:20220715193923j:image

さて、今度はバスで市街に戻ります。しかし、アリアナ美術館近くのバス停は平日と休日で場所が違うらしく、私たちは平日用のバス停におり2本もバスを逃してしまいました。休日用のバス停はもっと簡素なところでした。Googleのバカ…およそ40分のロスです。

f:id:deb-log:20220715214043j:image

バスの運転手さんがとても親切で、一番前に乗っていたら道案内をしながら運転してくれました。モンブラン見逃さないで!とか、そろそろ駅だよ、とか声をかけてくれるおじさんだったので、40分ロスしたけど、ま、いっか、と思えるバスの旅でした。

f:id:deb-log:20220715214115j:image

旧市街に到着、そしてお昼です。またイタリアンのお店です。フランスとイタリアが近いせいでしょうか。ジュネーブにはイタリアンのレストランが多い気がします。

f:id:deb-log:20220715214129j:image

スイスバーガーとロスティ(じゃがいものガレット)を注文です。一応スイス名物ということで頼んでみました。スイスバーガーにはラクレットのチーズが挟まっていました。ロスティはここら辺でよく食べられているらしいです。

f:id:deb-log:20220715215152j:image

さらにビールとアーモンドとはちみつがかかっただけのクレープとパフェを追加注文しました。バーガー、ロスティ、ビール330mL、水、クレープ大体73スイスフラン(約10,220円)です。

このあと、まだ1時間半ほど時間があったので、近くのジャンジャックルソーの生家に行ってきました。

f:id:deb-log:20220715215422j:image
この部屋だけしか見学する場所はないのに1人7スイスフラン(約980円)は流石に高いな、という印象です。

f:id:deb-log:20220715215458j:image

ただ、手抜きではあるのでしょうが、少し不自然な日本語のガイドも借りることが出来ました。7スイスフランも払ったのでじっくり勉強してきました。しかし、以前に行ったフランスのシャンベリーのジャンジャックルソーが青年期を過ごした家の方が充実しており、しかも無料だったので、なんか今回のこの展示には少しモヤモヤが残りました。

ルソーが青年期を過ごしたお家 - すみれの部屋

f:id:deb-log:20220715215834j:image
お金の割に全然楽しくありませんでしたが、そろそろ移動の時間なので空港に向かいます。免税店でのお買い物を楽しみに、空港2時間前到着を目標に、バス停まで歩いて行きました。

f:id:deb-log:20220715220201j:image

f:id:deb-log:20220715220236j:image

ステンドグラスが素敵です。最後の悪あがきで入った教会は思いの外綺麗で、少し満足感を取り戻しました。

そしてプラダの隣から10番バスで空港へ。

f:id:deb-log:20220715221516j:image

空港に着くと、ABCDEのゲートとFのゲートが建物も完全に分かれており、フランス行きのゲートは全てFにありました。ワクワクしながら免税店でのお買い物に胸を膨らませて入ったのに、なんと普通のお土産品しか取り扱ってないってどういうこと?!と内心びっくりしながら、こちらでお土産を買いました。どうやら、こちらのセクションだけはフランスの土地という概念のようで、免税店はありませんでした。

f:id:deb-log:20220715224433j:image

マグネット3つ、チョコ4つ、お土産用の袋を買って全て併せて72スイスフラン(約10,080円)には目が飛び出ましたが、ここはスイスなのだと自分に言い聞かせながら最後のショッピングをしました。たぶん街中のお土産屋さんで買うと幾分安いかもしれません。

f:id:deb-log:20220715222207j:image

帰りの飛行機では、窓からモンブランも見えておりました。まぁ、私が仕事をしていたところからもさほど遠くないため、モンブランは遠くに見えていたのですが、こんなに近くで見ると迫力が違いますね。

度重なる旅行で財布も口座もカラカラになってしまいました。特にスイスでは、飛行機代、ホテル代、観光代、飲食代、お土産代で2泊3日で大して無駄遣いもしていないのに、余裕で900スイスフラン(約126,000円)は飛んで行きました。

f:id:deb-log:20220715222914j:image

無駄遣いもして贅沢をしたカナダとはまた違う楽しさがありましたが、旅行をするにはお金持ちじゃないと大変です。あと、今回残念だったのは、週末は開いているお店が少なく、お土産を物色する時間があまりなかったことでしょうか。

ジュネーブはとても小綺麗で素敵な場所だったので、機会があれば住んでみたいし(お給料良さそうだし)、またジュネーブやここ以外のスイスの都市にもお金が貯まったら行ってみたいなと思います。