すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

人の悪口ほど盛り上がるトピックはない

叔母は私たちのことを可愛がってくれていますが、アクの強いいとこ達とアクの強い母の組み合わせは良くはなさそうです。姉妹仲が一方通行なのが一因だと考えられますが、それはおそらく母が叔母を相当見下しているからなのでしょうが、叔母から見ると、娘たちと仲が良く夫婦仲も良さそうでしかも仕事も順調そうな母は尊敬の対象のようです。

そんな叔母も自分の詳しい分野では先輩風を吹かせるのが好きなので、叔母の敬愛する姉にももちろん先輩風を当ててきます。見下した相手に先輩風を吹かされた母の怒りは凄まじく、度々こちらの心が痛くなるほど実妹をこき下ろす母。そんな母と叔母の最近のエピソードはこちら。

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叔母はカウンセリングに興味があるらしく、しばらくの間講演会に通い、カウンセラーとして働くなりました。臨床心理士など特別な資格がなくても働ける範囲のお仕事なのですが、カウンセリングの基本を知っているということで、複数の職場でカウンセラーとして勤めています。そして、ある日母にもカウンセリングについての講演会のお誘いがあったのでした。母はうん、と返事をしたものの、後日断ったそうです。講演会のあとで叔母がカウンセラーの先輩として先輩風を吹かせるのが脳裏に浮かんだからでしょうか。叔母は管理職の母に有益だと思って誘ったらしいのですが、母には上から目線に聞こえたようです。そして朝の食卓でものすごい勢いで実妹をこき下ろし始めたそうです。

以下母の話の概略:

「資格ないくせにカウンセラー名乗って偉そうなんだよね。職場でもどうせ出しゃばってるんだろうよ。いっつも職場変わるのはたらい回しにされてるってことだからね。本当、置物と同じ。カウンセラーの分際で偉そうなんだよ。」(母の見解です。私は社会を構成してるみなさんに感謝していることをお伝えしたいし、私も構成員として頑張っていきたいょ。)

などとおばのみならず他の職種を見下すかのような発言に、ドラミちゃんは心臓がバクバクッドクドクドドドドックとしていたようです。祖母は聞きたくない話の時は耳が遠くなるので、遠くに聞こえる母の声を完全にシャットアウトしていたのでしょう。まさに悟りの境地です。父も若い割に耳が遠いので、甲高い母の声は届いてない可能性が17%くらいです。

自分をどうしても持ち上げたい母はいつも周りの人を見下したりこき下ろして、周りの位置を下げて、上から下々の民を見下す傾向がありますが、今回はこき下ろしすぎて、大気圏から出る勢いだったとか。母にとっては人の悪口はヘリウムガスで自分を上に飛ばしてくれるものなのでしょう。母のこき下ろしは聞いていて心臓がギューっとしますが、母は毎回叔母の家族の悪口を言っている時が最も生き生きしているので、これからも高みを目指して頑張ってほしいと思います。