すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

職場で仕事をするようになって感じること

下手くそなフランス語でも話す習慣が否が応でも求められるのがフランス。というのも、エレベーターをはじめ、知らない同僚と居合わせたら何か話すのがマナーらしい…というのを何となく察しつつある今日この頃です。

今日のスモールトークはすごかったのです。突然 "Vous êtes chinoise ou japonaise?(あなたは中国人?日本人?)"と聞かれ、「日本人だよ!」と答えたら、「初めて日本人と話した云々かんぬん」と興奮気味に話すおばさん…

あ…

…はい。

どういうリアクション取ればいいのか迷っているうちに仕事が始まってしまったので、最後の15秒くらいマスクの下でニヤニヤするしかありませんでした。

この前は職場の建物に来たおじさんが迷ってたので(職場の建物が増築に増築を重ねた結果、迷路みたいな建物なんです)道案内をした時も、「いやーあんた親切だね!」と言われたのですが、フランス語が話せないため、階段まで連れて行ってあげて、おじさんの話にひたすら「ここの建物難しいよね」と言った以外は、ウィ〜?Oui...と相槌を打ってやり過ごしただけなのですが、どうやら親切な人と認定された模様です。

まあとにかく、フランス人は話したことがない人でも、エレベーターが一緒になったり、一瞬同じ空間を共有する際にはスモールトークが必須のようです。大体3人以上の場合は、フフッと笑ってニヤニヤして終わりなんですけどね。

イタリアなんかもうスモールトーク凄そうですけどね。フランスに来てそろそろ2年が経とうとしていますが、ほとんどロックダウンで家にいたせいもあり、カルチャーショックはまだまだ続きそうです。