私は器用なタイプではないため、パン作りなど指先まで丁寧に使って行う作業はどちらかというと得意ではありません。が、バゲット作りは意外とハマるもので、より高みを目指して日々修行中です。今までに5回バゲットを作ったので、時系列に並べてみようと思います。
1回目
クープ(切れ目)がきちんと切れていない上に膨らんでいないバゲットでした。今考えると一次発酵が足りなかったようです。それに横のピラピラ!カリカリしていました。
2回目
1回目よりクープが膨らんでだいぶフランスパンらしくなりました。この時は鍋にはったお湯を50度くらいにして一次発酵させたのでいい感じに。形は歪ですけど。
3回目
正真正銘のこげパンですね。一次発酵の時に試しに炊飯器の保温機能を使ってみました。かなり膨らんでいましたが、触るとガスがぬけるぬける…過発酵だったのかもしれません。まるで棍棒のようです。
4回目
これはシリアル入りのちょっと重い小麦粉です。クープを深く入れすぎてしまいました。そして、前回の3つのバゲットと比べてグルテンが出づらかったです。一次発酵ではまた炊飯器の保温機能を使いましたが、過発酵気味に。やはり炊飯器で発酵させると規定の温度よりも温かくなりすぎるのかもしれません。
5回目
かなり成長が見られます。この小麦粉は4回目のバゲットと同じ小麦粉です。一時発酵は常温で2時間半。しかしクープがうまく開かず、作り方を調べまくっていたら、私のクープを入れる角度がほぼ直角だから膨らまないのでは、、という仮説にたどりつきました。クープ専用のナイフがないので、普通のIKEAの包丁を使っていましたが、とりあえず次回は表面に対して45度くらいの角度でクープを入れてみようと思います。思い込みで調べずに料理をするのは私の悪癖ですね。
まだまだ修行は続きますが、少しずつパン屋さんのようなバゲットを焼けるように頑張りますので、コロナ飯に見た目の悪いバゲットが出てきた時もどうぞ生温かい目で見守ってください。