今日は長崎に原爆が落とされた日ですね。連合国のフランスに日本人が嫁に行ったと聞けば、私のご先祖様達は卒倒することでしょう。国境もあるようでないような世の中となりましたが、現代の生き方は生き方で色々と解決しないといけない問題も多く孕んでいるような気がする今日この頃です。
さて、題名の通り、今日はオンライン帰省でした。こちらのお昼時に日本は晩ごはんの時間なので、ご飯を食べながらダラダラと会話をします。今日のお昼は日本からの仕送りパラダイスです。
紅鮭おかず巻き(日本から)
ししゃも(日本から)
切り干し大根(日本から)
生姜ご飯(日本から)
小松菜・わかめ・大根・麩の味噌汁(日本から)
都市封鎖の時期も思っていたより生鮮食料品が手に入ったので、いざというときの為に乾燥野菜などを取っておきました。数ヶ月前、親戚や友人や家族が大量に色々な食材を送ってくれたもの、そして最近友人が仕送りしてくれたものを総動員したら、こんなに豪華な和食が…!ほとんど手を加えずにできてしまいました!ありごとうございます。ありがとうございます。
紅鮭おかず巻きは、ふっくらした紅鮭を柔らかい昆布で何重にも包み、甘いタレで味付けされていました。切るだけで一品できる最高の贈り物でした。
ししゃもも日本から送ってもらいました。賞味期限が近かったので、おつまみからおかずに昇格、お皿に乗ってもらいました。
切り干し大根は昆布入です。水で戻して、だし、ごま油、醤油、みりん、砂糖で味付けしました。昆布のコリコリした食感がとても美味しかったです。
生姜ご飯は例のドラミちゃんセレクトです。欧州産コシヒカリに生姜ご飯の素を入れて混ぜるだけ、旅館の匂いになりました。ほのかに香る出汁が上品で、日本にいても食べたい一品です。
味噌汁は日本から送ってもらった三陸産のわかめ、九州産の小松菜、フランスで買った細い大根を入れ、仕上げに麩をちらしました。三陸産のわかめは最高に美味しく、乾燥しているものでも水で戻すとぷりぷりになります。韓国産や中国産はお湯で戻しても薄いので、三陸産のわかめをいただくと料理の楽しみが増えます。し、か、し、ドエムッシュが私の渾身の味噌汁をこぼしてしまいました。この話は次回。
オンライン帰省だとたった1〜2時間のミーティングなので、最近家族のヤバさが足りません。残念。
晩ごはんも、お昼の続きで和食になりました。
鶏の煮物
きゅうりとラディッシュのカラシ漬け
生姜ご飯
永谷園のお吸い物
鶏の煮物にもたっぷりの乾燥野菜を入れました。若干卵の匂いになりつつある鶏モモ肉だったので、煮物一択!粉末だしを2袋使って、たっぷり出汁をとって煮たので、いつもより美味しくなりました。出汁はケチってはいけない。今回車麩は入っていません。揚げ麩はドエムッシュの大好きな食材なので、次回は仙台麩を入れようかな。
先日も日本の友人が色々とふるさと宅急便を送ってくれました。その中に私の大好きなカラシ漬けの素が!早速仕込んでみました。24時間経っていなかったので、浅漬けのようでしたが、明日には完全に美味しくなっている予感。
生姜ご飯はお昼の続きです。少し時間が経つと、出汁の風味は薄くなりますが、味が馴染んで生姜感が楽しめます。
永谷園のお吸い物は、おばあちゃんが送ってくれました。ズボラな私は味噌汁すら作るのが億劫な日が何日も続くので、お湯を注ぐだけの食材を考えた日本人に感謝しながらいただきました。このお湯を注いだだけのお吸い物を絶賛して食べるドエムッシュ。私が手間暇かけて作るものよりもインスタントや真空パックのおかずを喜んで食べているのは気のせいではありません。きっとポテサラもお惣菜を絶賛して食べるタイプです。最近は、ドエムッシュが自分で作るか、私は手抜き料理ばかり作っていますが、日本のインスタントに頼り、手を抜けば抜くほど褒められるので、きっとドエムッシュは日本で暮らしてもエンジョイ出来ることでしょう。