タイトル通りドエムッシュのカテゴリーはとても細かく、結婚して11ヶ月同居開始して5ヶ月経ちますが、一々説明しないといけないのがとても大変です。
細かすぎるカテゴリー分けによるドエムッシュの粗相の一部をここでご紹介します。
・粗相 その1 〜肉と魚〜
ドエムッシュは夕食で残ったものを翌朝に食べて出勤します。私は少なく作るよりも、多少多く作っておかわりを残しておきたいタイプなので、外出制限が始まる前の夕食は1.5人前ほど多く作っていました。
ドエムッシュは翌朝に前日の残りを食べるのですが、お肉が2枚残っていると2枚とも食べてしまいます。私は朝が弱いので、見送り前にやっと起床するのですが、起きると朝ごはんがありません。そんなことが数週間ほど続き、ついに、「肉の半分は残して!」とお願いし、そこから問題は解決したように思えました。
しかしその後、サーモンが2枚残った翌日、ドエムッシュはサーモンを2枚食べてしまいました。私はドエムッシュの帰宅後文句をつけました。
私「2枚あったら1枚残してっていったじゃん!」
ドM「サカナモ?」
私に残す食べ物もカテゴリーによって違うようです。概念というものがないのかね、君は。
…もうダメ
・粗相 その2 〜木とプラスチック〜
ドエムッシュは物もちが悪く、身の回りのものをすぐダメにしてしまいます。私もドエムッシュのことは信頼しないようにしているのですが、気を抜いてドエムッシュに家事をお願いすると、日本から持ってきたものが悪くなってしまうということが頻発です。
以前夕食作りをお願いした時に、お椀にじゃがいもを入れて金属のフォークで潰し、そこに傷がついてしまいました。私が妹と2人暮らしを6年しましたけど、セリアのお椀がこうなったことは一度もございません。可哀想なお椀。鉄より柔らかいものの扱いは気をつけてねと再三注意したので、その後プラスチックの食器のトラブルはなくなりました。
私達は和食の時に津軽塗の箸を使っています。おばあちゃんが私に持たせてくれた最高級の七々子塗の箸、色がお気に入りです。塗はデリケートだから金属の食器入れに入れないで、とドエムッシュに言っていたのですが、先日気を許してドエムッシュに食器を洗ってもらったら、箸の上部が欠けてしまいました。どうやら、金属の食器入れ(穴が空いてる)に入れて箸を乾かした時に、穴に引っかかってしまったようです。(激怒)
私「鉄と木だったらどっちが硬いの?」
ドM「テツデス!」(即答)
私「この前プラスチックに傷つけたよね?」
ドM「スミマセン」
私「プラスチックも箸も同じでしょ?」
ドM「チガイマス」(即答)
私「どっちも傷ついたじゃん!」
ドM「スミマセン」
私「鉄より柔らかいものは、絶対に鉄に触れさせないでください」
ドM「シラナカッタ」
私「…」
ドM「シカタナイネ〜」
わー私の七々子塗の箸が…涙。はい、処刑。
3秒考えればこんなこと回避できるのに…涙
処刑飯です。ブルダックポックンミョン辛さ2倍にサドンデスソースをサラッとかけました。
半分食べ終わる頃、過呼吸になり震え始めたドエムッシュを見て可哀想になり牛乳をあげましたが、牛乳が少し悪くなっていました。
さすがにこれ以上は続けさせられないと、翌朝に残りの処刑を延期し、お昼の残りのお好み焼きをあげました。
「ワタシノツマヤサシイデス」なんて言い始める始末。無意識の内に洗脳しちゃったかな?
でもね、夫を信用した私も悪いんです。百均の箸を使うとか、自分で箸だけ洗うとか、回避策は色々あったはずなんです。今後の戒めのためにも、最高級の七々子塗の箸を時々見返そうと思います。
その後トイレに駆け込んだドエムッシュ。誰も近寄れないほど、シャワーを浴びたら清潔になるどころか逆に身体にこびりつきそうなほどの臭いが充満していました。次からはもっとフレッシュな牛乳をあげよう。
このように細かすぎるカテゴリー分けの弊害と共存しながら24時間一緒に暮らしています。