すみれの部屋

おら海外さ来ただ!

衛生観念を変えるのは難しいと感じた話

 

 

異文化の不潔な部分に拒否反応を起こしがちな今日この頃です。

 

ドエムッシュ(夫)はスーツケースに直で靴を入れ、同じスーツケースに手のついた食べ物を入れるという、気が狂いそうなことを平気でする輩です。昨晩は思いっきりそれについて喧嘩をしました。私がいくら気をつけてもそんなことされたら元も子もありませんから。ドエムッシュには潔癖症扱いされてますが、潔癖症の妹と暮らしてた私からすると、ドエムッシュ大腸菌と同じポジションです。

そんな大腸菌の権化ことドエムッシュ

マスクに拒否反応を起こしています。フランスでは新型コロナウイルスに罹患している人が400人を突破、もう500人も目前です。軽症患者が多いとはいえ、まだ不明な点が多々あるウイルスには罹らないに限ります。身体に取り込むウイルスが少なければ軽症で済むという話も聞こえてきています。

保菌者が潜伏期間にマスクを着用し、うつさないようにするのが本来のマスクの使い方、予防のためにはあまり効果がないかもしれない。でも、身体に取り込むウイルスを少なくする効果もあるのに、こちらの人はマスクをしません。ドエムッシュも恥ずかしいという理由からマスクを着用拒否。コロナに駆逐されるでしょうね。大惨事にでもならない限り、気づかないんです。

 

ドエムッシュには手洗いうがいアルコール消毒は徹底してもらっていますが、矢張り今までのフランス人夫の不潔な行動の数々を鑑みても、ヨーロッパで患者数が凄い勢いで伸びているのはある意味自然なことなのだと思います。

手は洗わない、土足で歩いた床を裸足で歩く、床に鞄や食べ物を置くなどなど。軽い風邪ならマスクはしないし、咳をする時も平気で空中にウイルス入りの唾液を飛ばす人々です。挨拶では握手・キスは当たり前。どんな時もどんな時もフランス人がフランス人らしくあるために。

 

ドエムッシュにマスクの着用を促しても全く同意してくれないし、この4ヶ月間どんなに床が不潔か説いても、物を置く場所に無頓着なドエムッシュ。(天誅くだってくれ!)

自分以外の人の行動は制限できないし、30年近くその土地で暮らしてきた人にとって、日本の清潔な衛生観念を説いても旦那ですら行動を変えないんだから、コロナごときでフランス人の衛生観念は変わらないよな、と思う今日この頃です。

 

自分の身は自分で守りたいけど一人暮らしが一番安心かもしれない。

衛生観念が合わない人と同居するのは、この時期は特に本当に拷問のようです。

 

天誅くだした話はこちら

天誅くだしました - すみれの部屋

 

コロナでもやはり家の中での衛生観念は変わってないのかもしれないと思った話

フランスが変わったのは外出時だけかも - すみれの部屋